Bunkamuraが都会の様々な場所で新たな文化体験を提供
文化・芸術の発信拠点として知られるBunkamuraが、休館中に新たな挑戦を行っています。1989年に設立されたBunkamuraは、現在、渋谷にあるオーチャードホールを除いて閉鎖されていますが、その間も多彩な作品で観客を楽しませる機会を提供し続けています。
あの街へ、Bunkamuraの新たな挑戦
休館期間中を「新しい挑戦の機会」と捉え、Bunkamuraは都立大学、東高円寺、歌舞伎町など様々な場所でパフォーマンスを行います。これにより、従来の渋谷からより広い地域へと文化を発信し、多くの人に楽しんでもらうことが目指されています。
都立大学での新制作オペラ【ドン・ジョヴァンニ】
最初の公演は、都立大学駅近くのめぐろパーシモンホールでのモーツァルトのオペラ《ドン・ジョヴァンニ》。世界的な美術家・杉本博司とのコラボレーションにより、古楽器アンサンブルバッハ・コレギウム・ジャパンの演奏とともに、豪華なキャストによるパフォーマンスが楽しめます。音楽的な楽しさだけでなく、視覚的にも楽しめる新しいタイプのオペラ体験といえるでしょう。
東高円寺での《Meet The Artistsシリーズ》
次に紹介するのは、作家やアーティストが直接出会える貴重な機会を提供する「Meet The Artists」シリーズです。セシオン杉並にて、2月15日には日本を代表するフラメンコギターデュオ、徳永兄弟によるコンサートが行われます。彼らの圧倒的なギターテクニックと、フラメンコダンサーによるパフォーマンスが融合し、観客を魅了することでしょう。
歌舞伎町での新作舞台【おどる夫婦】
さらに、歌舞伎町に位置するTHEATER MILANO-Zaでは、蓬莱竜太の新作、夫婦の10年間を描いた舞台《おどる夫婦》が上演予定です。長澤まさみ、森山未來のダブル主演をはじめとする豪華なキャストが揃い、演技と表現力で深い感動を味わわせてくれます。
渋谷での人と街を結ぶアートプログラム
また、Bunkamuraは渋谷の文化と街の息吹を体現するアートプログラムも展開します。「SHIBUYA FASHION WEEK 2025 Spring × Bunkamura」では、最新のカルチャートレンドを反映したインスタレーションやパフォーマンスが予定されており、来場者に新しい経験を提供します。
Bunkamuraの映画館とギャラリーも
さらに、Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下やBunkamura Gallery 8/では、観客がしっかりと文化に触れることができるシーンが用意されています。気軽に立ち寄れる映画館やギャラリーとして、楽しむことができる場所となっています。
Bunkamuraは、休館期間を逆手に取り、より多くの場所で文化体験を提供することで、観客や地域とのつながりを深めています。普段の生活に芸術を取り込む魅力を再発見し、新たな創造性を感じることができるでしょう。これからのBunkamuraの活動に注目です!