e-Janネットワークスの新サービス、ニンジャコネクトVPN
2025年10月1日、e-Janネットワークスが最新のクラウドVPNサービス「ニンジャコネクトVPN」を発表しました。このサービスは、法人向けリモートアクセスツール「CACHATTO One」の新機能として提供され、その利便性やセキュリティ性が大きな注目を集めています。
ニンジャコネクトVPNの特長
ニンジャコネクトVPNは、特に安全性と簡単な導入が特徴です。これまでのCACHATTOシリーズのノウハウを余すことなく活用し、法人ユーザーにとって信頼性の高いサービスを実現しています。
高セキュリティ
まず、ニンジャコネクトVPNでは、インターネットに直接VPN機器を公開する必要がありません。これにより、セキュリティ脅威のリスクが大幅に減少します。VPN機器は社内ネットワーク内に設置され、来るべき攻撃から保護されています。また、外向きのHTTPS通信により、セキュアな通信環境が確保されています。
さらに、不正アクセスを防ぐために、多要素認証(MFA)を導入しています。固定パスワードやAD/LDAP認証、そしてスマートフォンを使用した認証など、様々な要素が組み合わさることで、より高い安全性を実現しています。
コストの最適化
運用にかかるコストの最適化も重要なポイントです。ニンジャコネクトVPNでは、ローカルブレイクアウトを利用して、クラウドサービスへの接続を行います。これにより、通信量の多いWeb会議などによる帯域負荷を軽減し、追加の帯域幅を確保する必要がなくなります。
また、同時接続ライセンスに基づいた料金体系も魅力の一つです。利用者数に合わせてライセンスを柔軟に調整できるため、大規模な組織でも適切なコストで運用が可能です。
簡単導入・運用負荷の軽減
新しいVPN機器は非常にコンパクトで、手のひらに収まるサイズです。e-Janネットワークスが提供するこの機器を社内ネットワークに設置するだけで、すぐに利用を開始できます。このコンパクトなデバイスは、最大200ユーザーが同時に接続可能です。
加えて、運用や管理にかかる負担を軽減するための工夫もされています。脆弱性対策の更新が不要であり、リソースに制約のある場合でも安心して運用できる環境が整えられています。
CACHATTOについて
CACHATTOは、テレワークが普及する中で、その「端末にデータを残さない」という特長から多くの企業に採用されています。特に金融機関や自治体などの厳格なセキュリティ要件が求められる業種での導入実績が豊富です。2025年2月時点で、累計販売実績は国内1,700社・80万ユーザーを超えています。
まとめ
e-JanネットワークスによるニンジャコネクトVPNは、法人向けリモートアクセスの仕組みを一新する可能性を秘めています。高いセキュリティとコスト最適化、簡単な導入が実現されており、多くの業種での導入が期待されています。