全国の高校生に新たな可能性を広げる「越境部活動」第2期が始動
一般社団法人ウィルドアと特定非営利活動法人Leap forが共同で運営する「越境部活動」の第2期が、2025年6月から全国の高校生を対象にスタートします。このプロジェクトは、学校や地域の枠を超え、参加者が多様なニッチな興味を深めることを目的としています。
越境部活動とは?
「越境部活動」は、思春期に多様な価値観や興味を持つ高校生が、学校や地域を越えて自らの「好き」を深掘りする機会を提供する新しい形の部活動です。参加者は、全国から集まった高校生と共に、専門的なセンパイ顧問の指導のもと、対面合宿、オンライン、越境祭と多様な活動を通じて学び合います。
学校現場の現状
近年の少子化の影響で、中学生の部活動加入率は大幅に減少しています。文部科学省の調査によると、運動部の加入率は77.6%から54.2%にまで低下しており、文化部の所属率も同様の傾向にあります。この状況を打破するために「越境部活動」は新たな学びの場を提供します。
第1期の成果と新作部活
昨年実施した第1期では、参加者の満足度は100%に達し、友人への推薦度も同様に100%でした。多くの高校生が自分の好きなことを追求し、新たな交流や学びを得ることができたのです。
第2期では、以下の4つの部活動が展開されます:
1.
スポーツ科学部 - 筑波大学の助教・松尾博一氏と共に、身体のメカニズムやパフォーマンスを探究。自分の成長へつなげます。
2.
エネルギー部 - 水素エネルギー研究者の重政海都氏を迎え、環境問題への理解を深め、行動を起こす部活動。
3.
まちデザイン部 - 地域の課題を見つけ出し、持続可能な未来を創るための探究型活動。
4.
越境探究部 - 多様な専門家と出会うことで興味の領域を広げ、自己の価値を深める体験を提供。
参加者の声
「新たな出会いに刺激を受けた」、「他地域との差異に触れ貴重な体験ができた」という感想が寄せられ、多くの生徒が満足のいく学びを得ています。これらの活動は、学びを通じて自己効力感を育むだけでなく、地域や社会とのつながりを意識させるものでもあります。
参加方法について
参加を希望する高校生は、公式LINEで仮入部登録を行い、抽選でメンバーが決定されます。参加費は無料ですが、実費負担があるため確認が必要です。また、経済的な理由から参加が難しい場合に向けた「奨学金制度」も考慮されています。詳細は公式LINEを通じてお問い合わせください。
公式LINEの登録は
こちらから!
結論
越境部活動は、多様な価値観に出会い、自己探求を進めるための非常にユニークなプラットフォームです。新たな部活を通じて生徒たちが自らの「好き」を追求し、新たな友人や価値を見い出すことができる機会をぜひ、体験してみてください。