福岡県大川市で、女性の活躍を推進するためのデジタル伴走支援プログラムが2025年10月から実施されることが決まりました。このプログラムはコクー株式会社が大川市や大川商工会議所、合同会社DMM.comと共同で行うもので、地域内の企業を対象としています。💼
不況や人手不足が叫ばれる昨今、デジタルツールの活用が企業の成長の鍵を握ると考えられています。そのため、大川市内の企業に向けてデジタルスキルの習得支援や業務の効率化を図る内容となっています。このプログラムの中では、SNS運用支援やRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)に関するスキル向上を図るサポートが行われる予定です。
女性が活躍しやすい環境を目指して
このプログラムの最大の魅力は、その目的が明確であることです。働きやすい環境の実現だけでなく、特に女性の社会進出を支援することに重点が置かれています。コクーは、これまでにも「EXCEL女子」や「デジマ女子(R)」、「RPA女子(R)」といった各種プログラムを展開し、女性のデジタルスキル向上に寄与してきました。これにより、企業内でのデジタル化の推進や業績の向上を目指します。
また、プログラムの参加は無料で、応募が多数の場合には選考が行われるため、企業にとってもリスクを抑えた形で最新のデジタル技術に触れることができる機会となります。👍
これまでの実績
コクーが大川市で行ってきた取り組みは、すでにいくつかのプロジェクトで成功を収めています。例えば、2022年には「RPA推進共同プロジェクト」において、コクー自社開発の無料RPAツール「マクロマン(R)」を業務に導入し、業務の自動化を実現しました。
また、2023年には「新たな働き方支援事業」として地域DX人材育成講座を開催し、Excelを使用した無料体験会を提供。これにより、大川市の女性がデジタルスキルに触れられる機会を増やしました。
プログラムの概要
デジタル伴走支援プログラムは、2025年10月から約2ヶ月間実施されます。参加企業は、大川市内の企業であれば性別に関係なく参加が可能です。支援内容には、SNS運用やRPAのスキル向上に向けた支援、内製化のサポート、女性が活躍できる職場環境の構築などが含まれます。🤝
申込締切は2025年9月12日で、詳細な情報は大川市の公式ホームページで確認できます。地域企業の皆さん、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか?
大川市について
大川市は、福岡県の南西部に位置し、人口約3万1000人を抱える地域です。長い歴史を持っており、船大工や職人の街として発展してきました。特に、家具産業の盛んな地域であり日本全国に多くの製品を送り出していることでも知られています。また、美味しい米やイチゴ、海産物なども特産品としています。🌾
DMMは、エンターテイメント分野においても多岐にわたるサービスを展開しており、地域活性化に向けた取り組みも行っています。コクーとDMMが協力し合うことで、地域のデジタル人材の育成や職場環境の改善が進むことを期待しています。これにより、地域の労働力の確保や活性化に繋がることでしょう。
この新たな取り組みが、女性の活躍や地域経済の発展にどのように寄与していくのか、今後の展開が楽しみです。