カシワバラの新事業
2024-12-19 13:34:14

カシワバラ・コーポレーションが挑む建設業のカーボンニュートラル革命とその新たな取り組み

カシワバラ・コーポレーションが挑むカーボンニュートラルの新事業



株式会社カシワバラ・コーポレーションは、建設業界におけるカーボンニュートラルの実現を目指して新たな事業に取り組み始めました。東京都港区に本社を置く同社は、独自に開発した塗料を使用した新たな脱炭素推進工法の提供を開始し、今後はカーボンクレジットの創出や温室効果ガスの排出量算定ツールの導入、コンサルティング業務など多岐にわたる施策を展開していく予定です。

従来の実績を生かした新たなアプローチ



1949年の創業以来、カシワバラは「塗装」を中心に産業インフラの保全やマンションの大規模修繕事業を行い、建物の長寿命化に寄与してきました。これまでの実績を生かし、カーボンニュートラル実現に向けた新たな施工管理方法を開発しました。この方法では、従来の工法と比較して最大30%ものCO2排出量削減が可能です。特に、カーボンニュートラルの重要性が高まる中で、事業主のニーズに応える形で温室効果ガス排出量に関するレポートを提供することで、環境負荷の軽減を積極的に進めています。

森林保有によるCO2吸収の取り組み



さらに、カシワバラは創業地である山口県岩国市の森林を取得し、適切な管理を行うことでCO2吸収量をJ-クレジットとして認証する取り組みを開始しました。J-クレジットは国が認証する、温室効果ガスの排出削減や吸収を支える制度です。森林の整備を進めることで、持続可能な資源管理を目指す他、得られた売却益をさらに新たな森林取得や管理活動に充当する考えです。

建設業特化型GHG排出量ツールの開発



カシワバラは、建設現場における全てのGHG排出量を算定することで、一貫した排出量管理を行っています。今後はこの経験を基に、業界全体の脱炭素化に寄与するため、建設業に特化した排出量算定ツールを開発し、各事業者にコンサルティングサービスを提供する予定です。

「カーボンニュートラル」専用ページの設置



カシワバラの取り組みをより広く伝えるため、企業サイトに「カーボンニュートラル」専用のページを新設しました。このページでは、カシワバラが進めている施策や進捗状況を定期的に更新していくほか、環境への取り組みに共感する人材の募集も行っていくとのことです。

カシワバラは、再生可能エネルギーの使用を推進し、環境負荷の軽減と持続可能な社会への貢献を目指しています。今後の展開が期待される同社の取り組みに、注目が集まります。

カシワバラ・コーポレーションの基本情報


  • - 創立: 1949年3月
  • - 本社所在地: 東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス18F、山口県岩国市山手町1丁目5番16号
  • - 代表者: 代表取締役 柏原伸介
  • - 事業内容: インフラメンテナンス、マンション大規模修繕、建築、内装リフォーム・リノベーション等の事業を展開
  • - URL: カシワバラ


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