登山道シンポジウム
2025-01-23 10:58:13

北アルプスの未来を考える登山道シンポジウム開催 in 富山県黒部市

北アルプスの未来を考えるシンポジウム



2025年2月15日から16日、北アルプスの魅力を存分に味わえる富山県黒部市で、登山道の持続可能な維持に向けたシンポジウムが開催されます。このイベントは、北アルプス富山県側登山道等維持連絡協議会が主催し、株式会社シード・プランニングが運営事務局を担当しています。

開催の背景と目的



富山県は、立山や剱岳といった名峰を有し、手つかずの自然が広がる地域です。しかし、登山道は約300キロにも及び、長年の使用に伴う施設の老朽化や、環境の劣化が進んでいるという現実があります。このシンポジウムでは、このような課題に対し、地域の連携や計画の重要性を再確認し、持続可能な管理の方法を探ります。

シンポジウムでは、登山道維持の現状を多方面から考察し、全国的な登山道管理に関する具体的な議論を行う場としています。参加者にとって、登山道の整備や自然保護に携わる機関、団体、そして愛好者たちが集まり、それぞれの知見を共有する貴重な機会となるでしょう。

開催概要


  • - 日程:2025年2月15日(土)~16日(日)
時間:両日9:45~16:45(途中入退室可)
  • - 会場:黒部市芸術創造センターセレネ
住所:〒938-0282 富山県黒部市宇奈月温泉6-3
  • - 方式:会場参加+Zoom配信
  • - 参加費:無料
  • - 定員:先着400名

スケジュール



1日目(2月15日)
テーマ:「登山道維持の取組の現状を知る・考える」
  • - 9:45~10:00 開催挨拶
  • - 10:05~14:00 事例紹介
- 阿曽原温泉小屋の佐々木泉氏による登山道整備の取り組み
- 三俣山荘の石川吉典氏が語る道直しによる復元
- 雲ノ平山荘の伊藤二朗氏がお話しする植生復元の試み
  • - 12:50~14:00では、他の専門家たちからの事例紹介も予定されています。
  • - 14:15~16:45 検討協議

2日目(2月16日)
テーマ:「持続可能な登山道維持に向けて将来像を考える」
  • - 大学の研究者たちによる最新の研究事例が紹介され、討論を通じて具体的な戦略を模索します。

このシンポジウムは多くの登山愛好者、専門家、そして自然保護に関心のある方々にとって、有意義な学びの場となります。登山道の維持管理に必要な情報とネットワークを築くチャンスですので、ぜひご参加ください。

お問い合わせ



環境省立山管理官事務所
(北アルプス富山県側登山道等維持連絡協議会事務局)
電話:076-462-2301

みなさんのご参加を心からお待ちしています!


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