循環型コーヒープロジェクト
2025-09-11 14:59:40

地域の資源を循環させる「あだち ぐるぐるコーヒープロジェクト」始動!

地域資源を新たに活用する取り組み



東京都足立区で、飲料業界の新たなサーキュラーエコノミーを実現しようとするプロジェクト「あだち ぐるぐるコーヒープロジェクト」が始まりました。このプロジェクトは、コーヒーの抽出かす、通称「コーヒーグラウンズ」を新たな資源として活用することを目指しています。

プロジェクトの背景



現在、日本国内では可処分所得の減少が懸念される中、嗜好品への支出が減少しています。一方で、世界的には人口増加によるコーヒー需要が高まっており、日本国内におけるコーヒー仕入れコストは上昇しています。このため、日本のコーヒーロースターや自家焙煎コーヒー店は厳しい状況に直面しているのです。この課題解決のため、ユーエスフーズ株式会社と株式会社ソーイがタッグを組みました。

コーヒーグラウンズのアップサイクル



これまで廃棄されていたコーヒーグラウンズを、江戸時代にさかのぼる発酵技術を持つ株式会社ソーイの力を借りて新たな食材にアップサイクルします。株式会社ソーイが開発した「UP 0 TECH®」という特許技術は、乾燥せずにコーヒーグラウンズをペースト化することができ、環境負荷を最小限に抑えます。

プロジェクトの流れ



プロジェクトの進行は以下のステップで行われます。

1. 回収と買い取り: 消費者は自宅で出たコーヒーグラウンズを提携しているコーヒー店に持参し、特典を受け取ります。当社は、各店からコーヒーグラウンズを買い取ります。
2. ペースト化: 買い取ったコーヒーグラウンズはソーイの技術でペーストに加工され、新たな食品の原料に変わります。
3. 商品開発と販売: このペーストを使った新しい商品は、足立区内の菓子製造業者を通じて販売され、地域経済に貢献します。

プロジェクトのスケジュールと未来への展望



このプロジェクトは、2025年に各協力店舗で新商品を販売し、足立区が主催する「ぐるぐる博 in 来た!アヤセ 2025」において成果を発表することを目指しています。また、プロジェクト終了後も、協力企業の課題解決に向けた継続的な展開を計画しています。

参加と協力の呼びかけ



この取り組みへの協力企業を広く募集しており、コーヒーロースターや菓子製造業者はもちろん、アイデアをお持ちの企業や個人も参加が可能です。地域内で資源を循環させるこのプロジェクトは、未来の持続可能な社会の実現へとつながります。

足立区で楽しみながら、社会貢献に参加してみませんか?皆さんのご協力をお待ちしております。


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