「トマトの日」に合わせた農家支援とゲーム制作の新たな試み

新たな魅力を発信する「トマトの日」記念の取り組み

2025年10月10日は全国でトマトの魅力が広がる特別な日である「トマトの日」。この日を記念して、Metagri研究所が新たな試みを発表しました。全国のトマト農家が抱える課題に応え、農業と新技術を融合した取り組みを通じて、消費者へのトマト農園の魅力を届けることを目的とした無料ゲーム「トマトはこづめチャレンジ」が公開されました。このミニゲームは、収穫された赤トマトと青トマトをドラッグ＆ドロップで素早く仕分け、箱詰めするというシンプルな内容で、手軽に遊ぶことができます。

農業支援コミュニティの想い

Metagri研究所は、農業を支援するコミュニティとして、農家が消費者に直接自身の想いやストーリーを届ける手段に、デジタル技術に基づいた新たなアプローチを模索しています。特に、産直ビジネスは今後急速に成長が期待されており、農家にとっては絶好のチャンスとなるはずです。しかし、多くの小規模農園は「どうやって自農園を見つけてもらうか」という課題に直面しています。そうした状況に対抗するべく、Metagri研究所はこの「伝える」という課題をゲームを通じて解決しようとしています。

ゲームの特長

「トマトはこづめチャレンジ」は、直感的なドラッグ＆ドロップ操作でプレイヤーが簡単に楽しめる構成です。箱が満杯になると自動で次の箱にスライドするため、ゲームをプレイする楽しさを損なうことなくスムーズに進行できます。PCブラウザでのプレイが可能で、ウェブサイトにも簡単に埋め込みができるため、さまざまな場面で活用できます。

また、このゲームの開発には、Metagri研究所の高校生インターンが主体となり、農業の楽しさを実際に体験できるコンテンツとして仕上げられました。若い世代が持つ自由な発想が、農業の新しい形を創造しています。

特別コラボレーション企画

さらに「トマトの日」を祝して、オンラインで直販を行う農園が対象の特別コラボレーション企画も用意されています。このプログラムに参加した農園は、オリジナル版ゲームの開発を無料で受けることができます。農園のロゴやブランドカラーを反映したり、栽培品種に合わせたトマトデザインに変更するなど、各農園の特色を活かすことが可能です。これにより、消費者に向けたエンゲージメントの向上や、ECサイトへの自然な送客、販売促進につながることが期待されています。

参加のメリット

この特別企画に参加する農園は、無料でオリジナルゲームを制作してもらえるという大きなメリットがあります。通常、オリジナルゲームの制作はコストがかかりますが、「トマトの日」を記念して完全無料で提供されるため、多くの農園にとって新たなチャレンジが可能となります。また、ゲームを通じて消費者に楽しさを提供し、より多くの人々に農園への興味を喚起することで、ブランドイメージの構築にもつながります。

応募要項と今後のスケジュール

このプログラムは2025年10月10日から31日までの期間限定で応募を受け付けます。応募の際には、トマトを主要作物として栽培し、自社のECサイトでオンライン直販を行っている農園が対象です。結果発表は11月上旬に行われ、選ばれた農園は、その後ゲームを開発し、2025年12月下旬には公開される予定です。

Metagri研究所は、農業と新技術の融合を通じて、持続可能な農業の実現に向けて取り組んでいます。私たちのコミュニティに参加し、一緒に農業の未来を切り開いていきましょう。公式サイトやSNSでも情報を発信しているので、ぜひチェックしてください。