2026年2月9日、東京の世田谷区奥沢に新たな婦人科クリニックが誕生します。その名も「よすがクリニック」。このクリニックは、従来の医療の概念を覆し、「待合室のない」設計を特徴としています。患者さんが来院する際の心理的な負担をできる限り軽減し、一人一人に対するプライベートで安心な空間を提供することを目的としています。
このクリニックの院長、石川久美子医師は、開院にあたり「Know Your Patients」というポリシーを掲げています。これは、「患者を知ること」が重要であるという考えに基づいており、問診から診察まで全ての過程を医師自身が行うことで、より個々に寄り添った医療を実現することを目指しています。
新たなクリニックの設計には、いくつかの特筆すべき点があります。まず、完全個室での診療体制を採用しているため、来院後すぐにプライベートな診療空間に案内されます。このようにすることで、周囲の目を気にすることなく、安心して医師の問診を受けることができます。また、パートナーや家族も同じように個室で待機できるため、共に来院することがしやすくなっています。
「よすがクリニック」では、婦人科診療だけでなく、ウェルネスケアに至るまで、幅広い診療を行っています。点滴療法やアスリート外来、エイジングケアといった特別外来も設けられており、年齢や性別に関わらず一人一人のライフスタイルに応じたアプローチが可能です。これにより、単なる治療にとどまらず、健やかな生活をサポートすることが目指されています。
また、クリニックの雰囲気も重要なポイントです。冷たい印象を持たれがちな医療空間に優しさを感じてもらうため、カウンターや問診室の内装には丸みを持たせ、アートを施したりと、リラックスできる空間作りに力を入れています。内診室の壁には、クリエイター三平悠太氏のアートが施されており、患者さんが少しでも安心感を持てるよう細やかな配慮がされています。
地域とのつながりも大切にされており、「よすがクリニック」は町医者として地域の人々とのコミュニケーションスペースを設けています。ここでは医療相談だけでなく、さまざまなセミナーや交流会、キッチンカーやポップアップショップのイベントなども行われる予定です。
開院に向けた準備も進められ、プレス向け発表会が2026年2月6日、一般向け内覧会は2月7日・8日に開かれます。特に内覧会では、院内の見学や特別イベントが予定されており、地域の方々に楽しんでもらえる機会が提供される予定です。
「よすがクリニック」は、診療時間が月から土曜日は8時から20時、日祝は9時から18時までと、週のほとんどで通院しやすい設計となっています。さらに、ウェブサイトやSNSも公開予定で、最新情報を随時発信していくとのこと。これからの「よすがクリニック」の運営に注目が集まります。社会における婦人科医療のあり方を変えていく新しい拠点として、期待と関心が寄せられています。