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デクセリアルズ株式会社が特定子会社を商号変更した経緯と影響

デクセリアルズ株式会社の子会社異動と商号変更の詳細

デクセリアルズ株式会社が特定子会社であるDexerials Korea Corporationに関する重要な変更を行いました。この株式譲渡は、2025年1月2日に完了し、同社は新たにRestar Dexerials Korea Corporationへと商号を変更しました。それに伴い、デクセリアルズの持分法適用会社への移行が行われました。

1. 株式譲渡の詳細

この譲渡により、デクセリアルズは元々所有していた790,000株のうち402,900株（51.0％）を株式会社レスターへ譲渡しました。これにより、デクセリアルズの保有株式は387,100株（49.0％）となりました。

譲渡の価格は10,208,160,000ウォン（約11.2億円）となり、この取引は韓国におけるデクセリアルズの事業戦略の一環として位置付けられています。

1.1 Restar Dexerials Korea Corporationの概要

新たに商号を変更したRestar Dexerials Korea Corporationは、韓国ソウルに拠点を持ち、光学材料部品や電子材料部品の販売をしています。代表は山本正志氏が務め、資本金は3,950,000,000ウォンに設定されています。出資比率はレスターが51.0％、デクセリアルズが49.0％となっています。

2. 今後の影響

この株式譲渡により、2025年3月期通期の連結業績には軽微な影響が予想されています。デクセリアルズは引き続き、アジア市場での成長を推進する戦略を掲げており、特定子会社の構造改革を通じて持続的な競争力向上を狙います。

ワールドワイドな市場環境の変化に対応するため、アジア市場へのフォーカスを強化し、レスターとのパートナーシップを活かした新たなビジネスモデルの開発にも力を入れています。デクセリアルズは、これからの変革期においても、クオリティの高い製品とサービスを提供し、顧客の期待に応えていく所存です。