新潟市とABCクッキングスタジオが連携協定を締結
新潟県新潟市と、国内外に料理教室を展開するABCクッキングスタジオが連携協定を結び、地域の「食」のブランド力を強化することを目指しています。この協定締結によって、両者は互いの資源を活かしながら地域の活性化と国内外への販路拡大を進めます。特に、ABCクッキングスタジオは新潟市の食資源の魅力を伝え、地域の発展に寄与することを約束しています。
締結式の詳細
この協定の締結式は2023年2月5日に新潟市役所で行われました。出席者には新潟市の中原八一市長と、ABCクッキングスタジオの代表取締役社長志村なるみが名を連ねました。新潟市長はこの協定のスタートを大変喜んでおり、地域の食文化を磨くことでブランド力を高め、広く発信していく意欲を語っています。
志村代表取締役社長も、新潟市の食のブランド力強化と地域経済の発展に向けてサポートすることを強調しました。未来への取り組みとして、地域の食が人をつなげる重要な要素と位置づけて、持続可能な発展を支援する意向を示しました。
協力内容
この連携協定にはいくつかの協力事項が含まれています。具体的には、以下のような内容が挙げられています。
1. 地域食材のブランド力強化や販路拡大
2. 食育・健康づくりの推進、食文化の振興
3. 観光振興
4. 人材交流や人材育成
5. その他協議により必要と認められる事項
これらの取り組みを通じて、両者は新潟市の特色を活かした持続可能な地域づくりの推進を図ります。
ABCクッキングスタジオの概要
ABCクッキングスタジオは、約170万人の国内外会員を抱える世界最大級の料理教室です。2010年に海外に初出店し、現在は香港、台湾、シンガポール、タイなど8ヵ国に展開しています。企業理念は「世界中に笑顔のあふれる食卓を」で、料理・パン・ケーキを学べる各種講座を提供しています。また、地方創生事業やメディア事業、企業および自治体への人材支援も手がけています。
新潟市とABCクッキングスタジオの連携は、地域の「食」を強化し、活気をもたらす新たな挑戦として注目されます。今後の展開に期待が高まります。