画期的なエッジAI「VADQore」シリーズの登場
株式会社QuantumCoreは、エッジAI製品「VADQore」シリーズを正式にリリースしました。このシリーズは、物理学由来のリザバーコンピューティング技術を基にしており、特にタブレットとの連携機能が新たに加わりました。これにより、業務における異常検知を更に簡便に行えるようになります。
VADQoreシリーズの特長
1. 完全エッジ完結の安心設計
VADQoreは、複雑なクラウド環境を必要とせず、振動データの収集から学習、推論までを1台で処理します。これにより、現場で迅速に導入が可能です。
2. 簡単な異常検知
わずか数秒の正常データをAIが学習することで、異常サンプルを集めることなく運用を始められます。これにより、導入のハードルが大幅に下がりました。
3. 超小型&バッテリー駆動設計
手のひらサイズの「VADQore」と、親指の爪サイズ程度の「VADQore Sense」が用意されています。これにより、スポット診断から常設監視まで、用途に応じた設置や運用が可能です。
4. タブレットとの連携
新たに追加されたタブレット連携オプションにより、BLE通信を通じて「VADQore View」タブレット版に接続できます。これにより、リアルタイムで振動データを可視化し、異常アラートを直感的に監視できるようになります。
タブレット連携「VADQore View」の利点
- - リアルタイム可視化: すぐに異常傾向を確認可能
- - 簡単なタッチ操作: 学習や設定の切り替えが容易
- - 迅速な導入: BLE通信を利用したシンプルな接続
- - レンタルオプション: 月額でタブレットが手軽に利用可能
本オプションにより、エッジAIをさまざまな現場で簡単に導入できるようになりました。視覚的なモニタリングやログの確認が容易になり、より効果的に運用できます。
製品ラインナップと価格
- バッテリー内蔵、液晶ディスプレイ搭載。正常データと異常データの両方を活用できる学習モード。
- - VADQore Sense: 税別99,000円
- 超小型、ディスプレイ非搭載、LEDランプで異常を通知する軽量特化モデル。
※「VADQore View」は別売のオプションです。
今後の展望
QuantumCoreはリザバーコンピューティングに基づく技術の拡張に挑み、少ないデータで迅速かつ高精度に異常を検知できる技術の追求を続けます。多様な産業分野での実装シーンを広げ、継続的な改良を重ねていきます。
株式会社QuantumCoreについて
同社は東京大学や公立はこだて未来大学の研究者を迎え、少量データによるリアルタイム学習を得意とするAIソリューションを提供しています。環境の変化に柔軟に適応する次世代のAIを目指しています。
お問い合わせ
製品に関する詳細は、QuantumCoreの公式サイトをご覧いただき、興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。