復興の合唱曲
2025-05-08 09:58:21

輪島高校で歌う復興の合唱曲『フェニックス』が全国へ発信

輪島高校での復興の合唱曲『フェニックス』が全国に響く



5月14日、能登半島の輪島高校にて、子どもたちの復興への思いを込めた合唱曲『フェニックス』のキックオフイベントが開催されました。この曲は、NPO法人MBFCが作曲したもので、能登半島地震の影響を受けた子どもたちの声を反映しています。全校生徒250名と地元の小学生が共に歌い上げたこの曲は、復興への希望を全国へと伝える役割を果たします。

合唱曲『フェニックス』の誕生背景



作曲者の弓削田健介氏は、合唱曲の制作にあたって、能登地区の小中学校を訪問し、地域の子どもたちから300を超える「復興への思い」を集めました。この貴重なメッセージをもとに、希望と再生をテーマにした『フェニックス』が生まれました。また、『フェニックス』は単なる復興ソングではなく、困難に立ち向かうすべての人への応援歌としても位置づけられています。

キックオフイベントの概要



イベントは、輪島高校の第二体育館で行われ、13:15からの50分間の中で、合唱団から寄せられた「能登へのメッセージ&合唱ビデオ」が放映されました。それに続いて、高校生や小学生が一堂に会し、『フェニックス』の合唱を披露しました。また、茨城県つくば市の中学校ともオンラインでつながり、交流を図るなど、全国をネットワークでつなぐ試みがなされました。

当日は、本活動の様子を撮影した4K映像素材も提供され、メディア関係者の参加も呼びかけられました。このような取り組みによって、復興のメッセージがより広く拡がることが期待されます。

『フェニックス』を全国に広める活動



今後、弓削田氏はキャンピングカーを使い全国各地を巡りながら、各県の合唱団から集めた「能登へのメッセージ&合唱ビデオ」をもとに、歌と共に人々の思いを集めていく「歌むすび」プロジェクトを展開します。こうした活動を通じて、能登の復興だけでなく、全国の合唱団の活性化にも寄与することが狙いです。

地域への思いをつなぐ歌



『フェニックス』の合唱を通じて、参加者は自らの思いを240名の仲間と共に歌うことで、復興の力強いメッセージを発信する機会を得ています。この合唱が多くの人に届き、共に元気になる力を与えることが期待されます。107年前の輪島高校で始まったこの活動は、今や全国の希望を一つにする合唱へと繋がっています。

輪島高校からの響きは、希望の歌として全国を巡り、困難を抱える人々に寄り添う力を持っていると確信しています。


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