Exotecの10周年
2025-10-16 11:48:04

Exotec、10周年を迎え物流テクノロジー業界に新たな風を吹き込む

Exotec 10周年、物流の未来を切り拓く



2015年にフランス・パリで創業したExotecは、2024年に累計売上10億ドル(約1,500億円)を突破し、倉庫自動化の分野で急成長を遂げています。主力製品である「Skypod®システム」は、現在200以上の顧客拠点で稼働しており、累計で1万台以上のロボットを世界中に導入しています。これまでの10年間、ExotecはSkypath®コンベヤーやDeepsky®倉庫管理ソフトウェアなど、多様な自動化製品を展開し、顧客の複雑な物流課題に対応してきました。

高い評価を得るSkypodシステム


Exotecが開発したSkypodシステムは、導入が容易でありながら高い拡張性を持つことで評価されています。従来の自動化システムは初期投資の高さや柔軟性の欠如が大きな課題でしたが、Exotecはモジュール型の倉庫自動化ソリューションを提供することで、これらの問題を解決しました。顧客は必要な規模から運用を始め、取扱量の増加に応じてシステムを容易に拡張することが可能です。

この技術がもたらすのは、入庫から保管、出庫までの工程のシームレスな統合です。その結果、効率的かつ経済的な運用が可能となり、Gapやユニクロ、カルフールといったグローバルブランドから厚い信頼を寄せられています。

倉庫オペレーションの変革


過去10年間、Exotecのテクノロジーは倉庫オペレーションを著しく変化させました。これまでに製造・導入されたロボットは10,000台以上。Skypodロボットは、93.8百万回以上のサイクルを完了し、1回のサイクルで最大4件の注文を2分以内に処理することができるようになっています。この効率化により、倉庫作業員の歩行距離を9,000万キロメートル削減しました。これは月と地球を119往復する距離に相当します。

これらの変革により、倉庫作業者の身体的負担は大幅に軽減され、業界最高水準の処理能力と注文精度が実現されています。素早い配送の実現やピッキングミスの低減、消費者ニーズへの迅速な対応力強化に寄与しています。

共同創業者の視点


Exotecの共同創業者でありCEOのロマン・ムーランは、「10年前、ルノーと共に倉庫の非効率性に挑むためにこの会社を立ち上げました。今日はその成長とお客様からの信頼の証です」と話します。「次の10年では、顧客が求めるのは部分最適の製品ではなく、継ぎ目のない統合ソリューションであり、当社は信頼できるパートナーとして全体最適を提供することに注力します。」

パートナーシップの拡大


ExotecはE80グループなど、テクノロジーパートナーと連携し、業界特有のニーズに応えるソリューションを提供しています。これにより倉庫内の効率化だけでなく、サプライチェーン全体の最適化にも貢献しています。

今後もExotecは、インテリジェント・サプライチェーンの未来を切り拓くリーダーとして、グローバルな事業拡大を進めていくことを目指しています。

Exotecとは


Exotecは、革新的なハードウェアと高度なソフトウェアを融合させた倉庫自動化ロボティクス企業であり、Gap Inc.やCarrefour、Decathlon、UNIQLOといった大手ブランドを支えています。全世界で200以上の顧客拠点で運用を改善するソリューションを提供し続けており、詳しくは公式サイトを訪れることをお勧めします。


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