チョイふるの新たな支援
2025-04-03 17:20:46

困窮子育て家庭の支援に向けた新しい一歩~チョイふるがSMBCグループライジング基金に採択される

チョイふるが新たな支援を受ける



一般社団法人チョイふるが、2025年3月28日にSMBCグループが実施する『ライジング基金2024年度寄付先』に選ばれました。この基金は、SMBCグループの社員が積み立てた募金を利用し、国内外の社会課題を解決するための取り組みです。今回は特に「貧困・格差」に焦点をあてた公募対象事業の一環として、チョイふるの提案が採択されました。

チョイふるが掲げるスローガンは『本来たくさんある“はず”の選択肢を、少しでも身近に』。これは、特に困窮する子育て世帯における選択の格差に対処することを目指しており、その根本的な問題を解決するための取り組みを進めています。

支援事業の柱



2024年度の支援事業は、以下の3つの柱で構成されています。

1. 食料支援事業
2. 居場所支援事業
3. 伴走型相談支援事業

当初は、食料や物資を提供する食料支援事業や、子ども食堂の運営を行ってきましたが、今回は特に伴走型相談支援事業の拡大に注力します。

伴走型相談支援事業とは



この事業は、利用者が抱える「選択格差」の原因に取り組む新しいサービスです。2023年7月にスタートし、LINEを通じて生活に関する相談を受け付けています。利用者には専任のデジタルソーシャルワーカー(DSW)がサポートし、無料で相談を行うことができます。

現在までに、このプロジェクトを通じて約500の困窮子育て世帯とつながり、実情を把握し、それに基づいた適切な支援制度へとつなぐ「伴走支援」を実施してきました。

チョイふるでは、生活保護や児童扶養手当、奨学金など、さまざまなセイフティネットを活用し、利用者が必要なサポートを受けられるよう努めています。

新たな相談窓口SKIPの設立



2024年からは、複雑な相談内容にも対応する新たなプロジェクト「Stand by KIds & Parents(通称:SKIP)」を立ち上げます。この相談窓口では、利用者が直接専門家に相談できるようになり、より多角的な支援が可能となります。

今後は提携先団体を増やし、沖縄や福岡など全国の支援団体とも連携し、幅広いサポートを提供していきます。特に医療的ケアや発達特性を持つ子どもたちへのサポートを強化し、支援の質を向上させることが目標です。

チョイふるの未来



今回の採択に関して、一般社団法人チョイふるの代表理事である栗野泰成氏は、「今後は地域社会の孤立を解消するため、支援制度へのアクセスをよりスムーズにするための伴走支援を深めていく」と述べています。支援が必要な方々に寄り添い、具体的な行動を起こすことで、誰もが安心して子育てできる社会を目指しています。

また、すでに開かれているSKIPに関する情報は、公式ウェブサイトやSNSで随時発信を行いますので、ぜひチェックしてみてください。

締めの言葉



私たちの活動にご賛同いただける方々に感謝いたします。これからも、地域全体で支え合える社会の実現に向けて努力してまいります。支援を必要とするすべての家庭がつながりやすく、サポートを受けられる環境を整えるために、今後の活動にご期待ください。

一般社団法人チョイふるは、2025年3月末までにさらなる支援の輪を広げ、全ての妊産婦や子育て世帯が安心して暮らせる社会を実現するためのリーダーとなることを目指します。


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