ライク、TCFDコンソーシアム参画を発表
ライク株式会社がこのほど、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)による提言に賛同し、TCFDコンソーシアムへの参画を発表しました。東京本社を構えるライクは、保育・人材・介護の3つの主要事業を展開しており、持続可能な社会の実現に向けてさまざまな取り組みを行っています。
TCFDとは?
TCFDは、金融安定理事会(FSB)によって設立された枠組みで、企業が気候変動に関連した財務影響や対応策を示すことを目的としています。ライクは、TCFDに基づく情報開示を進めることによって、環境リスクが財務面に与える影響を明確にし、投資家やその他のステークホルダーに適切な情報を提供します。現在、世界で4,932社、日本国内では1,488社がこの提言に賛同しています。
環境負荷軽減への取り組み
ライクの事業活動は、保育、介護、人材の3つにまたがり、環境負荷の軽減と環境教育に力を入れています。例えば、保育施設では、地球温暖化に配慮した建物の選定や、内装や家具に国産檜を使うなど、持続可能性を考慮した設計が行われています。また、環境問題をテーマにしたイベントや食育プログラムも展開し、子どもたちに持続可能な未来について考える機会を提供しています。
介護施設でも同様に、自然との触れ合いを大切にしたレクリエーションやイベントを提供。環境とのつながりを感じさせることで、居住者に楽しい時間を過ごしてもらうことに努めています。
TCFDコンソーシアムの役割
TCFDコンソーシアムは、「環境と成長の好循環」を目指し、TCFDの提言に賛同する企業や機関が一丸となって取り組みを推進するための議論の場です。2025年4月には、日本国内の884団体が参加しており、環境に対する意識が高まっています。
ライクは、今後もTCFDの開示フレームワークに従って、持続可能な社会及び循環型経済への貢献を続けていく方針です。こうした取り組みを通じて、企業としての責任を果たし、良好な環境の維持に貢献することを目指しています。
ライクグループについて
ライクグループは、「人」を中心に、保育・人材・介護の3つの事業を展開。子育て支援サービスを通じて、410ヶ所以上の認可保育園や学童クラブを運営し、子どもたちの育成をサポートしています。また、総合人材サービス事業では、さまざまな業界において必要な就業人口の増加を目指し、安心して働ける環境づくりに取り組んでいます。介護関連サービスにおいても、医療連携を強みとしつつ、介護付有料老人ホームの運営を行っています。
ライクの理念である「...planning the Future - 人を活かし、未来を創造する -」を元に、これからも持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めていくことでしょう。
会社概要
- - 商号:ライク株式会社
- - 代表者:代表取締役会長兼社長 グループCEO 岡本 泰彦
- - 所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティ ウェスト17階
- - 設立:1993年9月
- - URL:ライクグループ公式サイト