健康管理システム「mediment」が休職・復職者管理機能を新たにリリース

メディフォンが新機能をリリース

東京都港区に本社を置くメディフォン株式会社は、同社が提供するクラウド健康管理システム「mediment」に「休職・復職者の管理機能」を追加したことを発表しました。この機能の導入により、企業は休職中および復職した従業員の情報を一元管理し、業務の効率化を図ることが可能になります。

新機能の背景と利点

企業における休職・復職者の管理は、従業員の健康維持や円滑な職場復帰を支える重要な業務の一環です。しかし、休職者や復職者の情報を適切に把握し、必要な面談を計画するのは人事担当者にとって大きな課題です。特に、中小企業の場合はリソースが限られているため、十分なフォローアップができないことがあります。大企業に至っては、その数が多く管理はさらに複雑になりがちです。

新たに追加された「休職・復職者の管理機能」は、これらの課題を解決するために開発されました。仕事に復帰する従業員を一目で確認できるシンプルな操作画面を備えており、面談や休職日変更などの対応を迅速に行うことができます。産業医との面談フローもシステム上で管理できるため、業務の一元化が図れるのです。

効率的な業務運営への寄与

このシステムを利用することで、企業は健康診断やストレスチェックの結果を効率的に管理でき、必要なデータを迅速に作成することが可能です。特に、面談の手配や報告書の作成といった煩雑な業務を大幅に簡略化することが期待されます。さらに、メディメントは多言語対応をしており、外国人従業員にも配慮したサポートを提供しています。これにより、ダイバーシティ経営の実践にも一役買っています。

メディフォンの企業使命

メディフォン株式会社は、電話やビデオを通じた遠隔医療通訳サービス「mediPhone」を提供し、医療機関や自治体の外国人患者受入れを支援しています。2021年に立ち上げた「mediment」は、その活動の一環として、健康経営と予防医療の分野での貢献を目指しています。同社の企業理念は、「多様な人々が支え合い、共に成長することで新しい社会システムの構築に貢献する」というもので、より良い社会づくりに寄与するための努力を続けています。

今後の展望

今後もメディフォンは人的資本経営の健康と安全分野において、さらなる機能強化を図り、業界のリーダーシップを発揮していく方針です。休職・復職者の管理機能を通じ、企業は従業員一人ひとりの健康状態に目を向け、効果的なサポートを行うことが求められています。このシステムを導入することで、多様な人々がより健康で生き生きと働ける環境を整える社会の実現に寄与することが期待されます。

詳細については、mediment公式サイトをご覧ください。