キヤノン、CDP2025で「Aリスト」に選ばれる
キヤノンは、イギリスに本部を置く国際的な非営利団体CDP(Carbon Disclosure Project)から、「気候変動」分野における取り組みの透明性とリーダーシップを評価され、最高評価である「Aリスト」に選定されました。これは、2023年に続いて4回目の快挙です。
CDPとは何か?
CDPは、世界中の企業や自治体を対象に、気候変動対策や水資源管理に関する情報開示を求める団体です。毎年、22,000社以上がその構想に参加し、それぞれの回答に基づき環境問題に対する取り組みの度合いを評価されます。2025年には、20,000社の企業が評価を受け、その中でキヤノンは特に目立った成果を挙げました。
キヤノンの取り組み
キヤノンは、「共生」という企業理念のもと、豊かな生活と地球環境が両立する社会を目指して、以下の4つの重点的領域に取り組んでいます。
1. 気候変動
2. 資源循環
3. 化学物質
4. 生物多様性
特に気候変動対策については、2050年までに製品ライフサイクル全体を通じて温室効果ガスの排出をネットゼロとする目標を掲げています。また、2030年までに2022年比での排出量削減を目指し、具体的にはスコープ1・2で42%、スコープ3では25%の削減を計画しています。スコープというのは、排出源の分類で、1は企業の直接排出、2は間接排出、3はサプライチェーンによる排出を指します。
環境保全への具体的なアクション
キヤノンは、これらの目標達成に向けて、さまざまな施策を実施しています。例えば、生産拠点での省エネルギー活動や、製品のリユース・リサイクルの促進を通じて、環境負荷の低減を図っています。また、GHG(温室効果ガス)排出量のデータに関しては、第三者による保証を受け、その信頼性を確保しています。このような地道な努力が、再び「Aリスト」という形で評価されたと考えられます。
未来への約束
今後、キヤノンは引き続き企業理念「共生」のもと、技術革新を進め、経営効率の向上に努めながら、ステークホルダーとの連携を強化し、持続可能な社会の実現に貢献していく意欲を示しています。企業としての社会的責任を真摯に受け止め、実行していく姿勢は、多くの企業や個人にとっての模範となるに違いありません。これからのキヤノンの動きに目が離せません。