ボストンから来た高校生、日本文化を体験する旅
2025年3月、ボストン市からの高校生たちが日本を訪れ、東京都と沖縄県で交流を深める「カケハシ・プロジェクト」が開催されます。このプログラムは、外務省の国際交流事業の一環であり、米国の高校生が日本の文化に触れ、理解を深めることを目的としています。
日本文化を体感する日程
訪問スケジュールは以下の通り。
- - 3月12日(水): 来日し、オリエンテーションを実施。
- - 3月13日(木): 東京から沖縄へ移動し、宮古神社を視察。
- - 3月14日(金): 沖縄県立宮古高等学校の生徒との学校交流や市長の表敬訪問。伊良部大橋の視察後、ホームステイ対面式を行います。
- - 3月15日(土): ホームステイを通じて地元の家庭に宿泊し、文化を直接体験。
- - 3月16日(日): ホストファミリーとの歓送会を行った後、再び東京へ。
- - 3月17日(月): 日本科学未来館と浅草を視察し、ワークショップで報告会の準備。
- - 3月18日(火): 学びの成果を発表し、帰国します。
交流を通じた相互理解
沖縄でのホームステイでは、地元の家庭とともに日常生活を送りながら、日本の文化や習慣に直接触れます。生徒たちは沖縄の伝統や生活様式を知ることで、より深い理解を得ることが期待されています。また、宮古高等学校の生徒たちとの交流は互いの友情と理解を深める重要な機会となります。
外務省のサポート
「カケハシ・プロジェクト」は、外務省が推進する国際交流事業の一環です。このプログラムでは、日本と北米地域の若者たちが相互に交流することで、日本文化に対する理解を促進し、国際的な視点を広げています。日本国際協力センター(JICE)が実施団体として企画および運営を行っています。
体験を通じて得る貴重な学び
参加する高校生たちは、日本の文化や社会について深く考える機会を得るだけでなく、その学びを自国の仲間や地域社会にも発信する役割を果たします。プログラムを通じて、国際的な視野を広げ、将来のリーダーとしての資質を育むことができます。
この交流プログラムは、今後も地域社会に貢献し、国際的な理解を促進するための重要な基盤です。参加生徒たちは、互いの文化に対する理解を深めるだけでなく、友人関係を築くことにも繋がります。日本とアメリカの架け橋となるこのプログラムに、今後の展開が期待されます。