リカバリーインターナショナル株式会社がアジア太平洋地域の急成長企業に選出
訪問看護ステーションを展開する
リカバリーインターナショナル株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:柴田旬也)が、
Financial Timesと
Statistaの共同調査による
アジア太平洋地域急成長企業ランキング2025に3年連続でランクインしました。前年から順位を一つ上げ、総合354位(国内55位)、Health Care & Life Sciences部門で11位(国内1位)に位置付けられました。
アジア太平洋地域急成長企業ランキングとは
このランキングは、アジア太平洋地域において経済成長に貢献する企業を特定するために、2019年から2023年までの年収益成長率に基づいています。対象は14か国・地域に本社を持つ数万社の企業。
オーストラリア、
香港、
インド、
インドネシア、
日本など、幅広い地域から選出されています。
リカバリーの特長と成功の背景
リカバリーインターナショナルは、訪問看護サービスを提供する企業で、2022年に東証マザーズ市場に上場。2024年も過去最高の売上高と純利益を記録したことが、急成長の要因とされています。同社の成功には、主に以下の3つの特徴があります。
1. 人材育成力の強化
リカバリーでは、訪問看護未経験の新入社員に向けた「早期育成プログラム」を導入しています。
3ヶ月で訪問看護が可能になるよう、オリエンテーションやチューター制度など、多面的なサポートを提供。これにより、安心してサービスを提供できる環境を整えており、労働力の質が向上しています。
2. デジタルトランスフォーメーション(DX)
ほとんどの企業が各拠点に事務を配置する中、リカバリーはDXを推進し、オペレーションの効率化を実現。ITツールを活用した情報管理により、残業時間を削減し、従業員の労働環境も改善。利用者やその家族に対して、より的確に対応できる体制を築いています。
3. 組織開発力の向上
マネージャー昇格プログラムや年間研修が充実しており、各従業員が必要なスキルを効率的に習得可能。キャリアの多様性を生む環境を整えたことで、安定した運営と持続的な成長を実現しています。
予測される訪問看護のニーズ
日本における高齢化が進む中、非常に重要な市場へと変貌しています。75歳以上の後期高齢者が総人口の約2割に達することをもとに、在宅医療や在宅介護の需要が増加し、訪問看護の利用者も年々増加しています。同時に、人材不足や業務の非効率性といった課題も浮き彫りになっています。
リカバリーのビジョン
リカバリーインターナショナルは、こうした課題を解決すべく、効率的なオペレーションを築き、従業員が充実して働ける環境を作ります。今後も「もう一人のあたたかい家族」として、地域の健康と福祉の向上に貢献することを目指し、訪問看護サービスを通じて利用者やそのご家族を支え続けます。
会社概要
このように、リカバリーインターナショナル株式会社は、現代のニーズに応えながら、急成長を遂げる企業としての地位を確立しています。未来の訪問看護の在り方をリードするその道のりに、目が離せません。