日本ゼオン、新時代の経営体制へ
日本ゼオン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:豊嶋 哲也)は、2026年4月より新しい経営体制「CXO制」を導入することを発表しました。この取り組みは、同社が変化し続ける市場環境に迅速に対応し、中長期的な企業価値の最大化を目指すための重要なステップとなります。
CXO制導入の背景
近年、化学業界は急速に再編が進んでおり、ゼオンを取り巻く経営課題はますます複雑化しています。事業ポートフォリオの見直しや技術戦略の構築、さらには地政学リスクへの対応など、多岐にわたる課題が山積しています。このような環境下では、迅速で的確な経営判断が求められています。
そこでゼオンは、CXO(CEO, CFO, CTO)で構成される経営チームの強化を図り、専門性の高いリーダーシップをもってそれぞれの課題に取り組む体制を整えることとしました。CXO会は経営課題に特化し、中長期的な視点から全社最適の討議を行い、迅速な意思決定を実現します。
組織の改編
これまでの本部制から脱却し、各部門の自律性を高めるために、CXO直下に各部門を位置づけます。これにより、CXOとのスピーディなやり取りを促進し、意思決定のさらなる迅速化を図ります。独自の重要機能を担う部署もCXO直轄の位置付けとすることで、各部門が迅速かつ柔軟な対応ができる体制を整えます。
特に、2026年4月1日付けの組織図においては、CEOの豊嶋哲也氏、CFOの松浦一慶氏、CTOの小西裕一郎氏がそれぞれの役割に専念し、企業戦略の推進に寄与することが期待されます。CXO会では、経営の重要課題に迅速に対処し、意思決定を行うとともに、取締役会への報告体制も強化されます。
未来へ向けて
この新しい経営体制の導入は、ゼオンの中期経営計画「STAGE30」に沿ったものであり、企業価値向上を情報通に近づけるための施策です。今後もすべてのステークホルダーとの対話を重ねながら、経営課題に真摯に向き合い、さらなる成長を目指す姿勢を崩さないでしょう。
ゼオンの新しい取り組みは、他の企業にも影響を与える可能性があります。産業界全体が変革を迫られる中、ゼオンがこのCXO制を通じてどのような成果を上げていくのか、注目が集まります。