名古屋デザイナー・アカデミーが創り出すアイドル衣装の魅力
名古屋市にある「名古屋デザイナー・アカデミー」と、そのファッションデザイン学科は、衣装づくりを通じて学生たちに“実学の力”を育てています。アイドルユニット「dela」が依頼した新しいステージ衣装の制作は、学生たちにとって大きな挑戦であり、彼らのデザイン力や創造力を実践で試す貴重な機会となりました。依頼されたのは、なんと20着の新ステージ衣装です。
学生たちが手掛けた衣装の背景
このプロジェクトは2021年度から始まり、毎年行われている産学連携プロジェクトの一環です。本校の1年生は、初めて学ぶファッションデザインの知識を活かし、実際のアイドルの要望に耳を傾けながら、衣装の企画から制作までを担当しました。衣装は国内のみならず、フランスやメキシコ、韓国、中国などさまざまな国の公演でも使用されており、学生たちの情熱が国境を越えていることを示しています。
このプロジェクトで得られる体験は、学生たちがファンの前でアイドルが輝きを放つための衣装を製作するという、実際のビジネスシーンでの貴重な学びとなります。メンバーからのフィードバックをもとに、生地やデザインの選定、動きやすさや耐久性といった実用性を兼ね備えた衣装を目指して奮闘しました。
衣装デザインのこだわりポイント
デザインにあたった学生たちは「delaの魅力をさらに引き出す衣装が作りたい」との強い想いを持って取り組みました。丈が長めの衣装でも可愛らしさを失わないよう、パニエの布量を慎重に調整し、シルエットをふんわりと仕上げるなど、細部まで細かい配慮を行いました。
また、パフスリーブのギャザーも左右対称に見えるように工夫してデザインし、観客の目を惹くステージ映えする衣装を実現しました。学生たちは晴れ舞台で衣装が披露された際、「衣装がdelaの皆さんの可愛らしさを引き立てている」と感動を新たにしました。
メンバーやファンからの心温まる反応
delaのメンバーからは沖合の声が寄せられています。「イメージの違う衣装に仕上げていただき、新たな一面を見せることができて嬉しい」と語る彼女たちの様子からは、衣装に対する愛着が感じられます。また、ファンからも「新しいdelaの姿が見られて良かった」という好意的な意見が数多く届き、その反響は衣装制作に関わった学生たちの励みになっているでしょう。
ファッションデザイン学科の特徴
名古屋デザイナー・アカデミーは、学生たちが「服をつくる」ことを通じて社会と繋がる力を身につける教育を行っています。実社会と接することで、単なる技術者ではなく、創造的な思考を持つデザイナーへと成長するためのカリキュラムが整っています。このような環境で得た経験は、将来のキャリアに役立つだけでなく、デザインの本質を理解する時間にもなります。
プロジェクトが次年度以降も継続されることが決まっており、今後も新たな挑戦が待ち受けています。学生たちの目は、いつも輝きを放っています。彼らが手掛ける衣装は、これからも多くのファンを魅了し、アイドルの存在を際立たせることでしょう。