2025年3月8日(土)、NPO法人バディチームが主催するオンラインイベント「官・民・地域住民の協働による家庭訪問型支援の多様性と可能性」が開催されます。このイベントでは、こども家庭庁の新制度「子育て世帯訪問支援事業」を中心に、官・民・地域住民の協力が如何に重要かを探っていきます。
家庭訪問型支援は、子どもや親の支援を目的としており、そのアプローチや実施形態は各地域で異なります。オンラインで参加できるこのイベントには、制度に関心を持つ方であればどなたでも参加可能であり、各地の取り組みを学び合える貴重な機会です。
イベントの概要
- - 日時: 2025年3月8日(土)
- - 時間: 14:00~16:00 (トークセッション)、16:10~17:00 (オンライン交流会)
- - 参加費: 無料
- - 方式: ZOOMミーティング
- - 定員: 150名
近年、児童虐待や子育てにおける課題が注目される中、「家庭訪問型」支援のニーズが高まっています。訪問型支援には、リスクの低い家庭から高い家庭までの幅広い対象が含まれ、妊産婦から18歳までの子どもを支える役割があります。こうした支援を効果的に行うためには、官(公的機関)、民(NPOや企業)、地域(住民やコミュニティ)との協働が欠かせません。
このオンラインイベントでは、基調講演として、明星大学人文学部福祉実践学科の川松亮教授を迎えます。彼は、児童相談所や厚生労働省での豊富な経験を基に、支援の可能性について考察します。また、実際に取り組んでいる各団体からの事例報告も行われ、具体的な活動内容や成果を共有することで、参加者が取り組みに活かせるヒントを得られることでしょう。
共催として参加するNPO法人ホームスタート・ジャパンは、ボランティアによる家庭訪問を通じて子育て家庭を支える活動を行っており、地域の子育て経験者と家庭をつなぐ架け橋となっています。また、日本子どもソーシャルワーク協会は、児童虐待や不登校など、さまざまな問題に取り組む団体として、特に若者へのサポートに力を入れています。
イベントへの参加は、子育て支援に関心のある方であれば誰でも可能です。家庭訪問型支援に関わりたい、あるいは支援を受けたい方々が一堂に会し、情報交換や交流を通じて、より実効性のある支援方法を模索していくことを目的としています。近隣の方々とも意見を交わし、新たな支援の「輪」を広げるために、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
参加申し込みは、以下のリンクからできます。
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このイベントは、日本財団からの助成を受けて開催される「訪問型養育支援強化事業」の一環です。制度の枠を超え、多様な支援が育まれる場を共に創り上げていきましょう。