2025年2月2日、新宿Faceで開催された『マイナビDANCEALIVE 2025 CHARISMAX VI』は、世界最大級のソロダンスバトルの一環であり、多くのダンサーたちが熱戦を繰り広げました。この大会は日本発の新しい文化としてのストリートダンスを代表するイベントであり、毎年数千人のダンサーが参加する予選大会です。
今回の予選で名乗りを上げた優勝者たちは、各カテゴリーにおいて熾烈な競争を勝ち抜き、2025年4月に行われる決勝大会に進出する権利を得ました。優勝者に与えられるのは、ただの名誉だけではなく、ストリートダンス界でのさらなる活躍の舞台です。
HOUSEカテゴリーの優勝者はTAIKI。彼は35歳で岐阜県飛騨市出身、過去にはフランス・パリのダンスバトル「JUSTE DEBOUT」で準優勝の経験もある、実力派のダンサーです。自身が結成したハウスダンスチーム『TERM-INAL』での活躍も目覚ましく、多くの大会において存在感を示しています。
HIPHOPカテゴリーの優勝者はYASS。36歳のYASSは、高田馬場を拠点に活動する東京の代表的なHIPHOPダンサーで、国内外で数々のタイトルを手にしています。ストリートダンスバトル”SELLOUT”の主催者としても知られ、アパレルブランド”PWNED”の展開にも携わっています。
BREAKINGカテゴリーの勝者はGEN ROC。群馬出身の29歳で、彼は幼少期からダンスを始め、現在も多方面で活動中です。彼のダンススタイルは、国内外のインターナショナルなバトルイベントでも高く評価されています。彼は結成10周年を迎えたダンスチーム”GOOD FOOT”のリーダーとしても活躍しており、今後の活躍にも期待が寄せられています。
ALL STYLESカテゴリーではKEYEACHが優勝。30歳のKEYEACHは、江戸川を拠点に様々なスタイルに挑戦する新進気鋭のダンサーです。彼は独自の柔軟性を活かしたマニアックなスタイルで、周囲の注目を集めています。今回は初のFINAL出場を決めました。
今後の『マイナビDANCEALIVE 2025』には、4月19日(土)に行われる前日予選を経て、4月20日(日)には両国国技館でのFINALが控えています。予選は全国各地で行われ、約1万人のダンサーが参加を予定しています。将来のストリートダンスシーンを担う若い才能が次代のヒーローへと成長できるイベントとして、多くのファンに親しまれています。
『マイナビDANCEALIVE』は、2005年にスタートし、1on1形式のダンスバトルとして重要な地位を占めています。多様なスタイルが融合し、ダンスの新しい形を提示するこのイベントは、毎年のように多くの参加者を集めており、観客にとっても感動の瞬間を提供しています。ストリートダンスを愛する人々には欠かせないイベントと言えるでしょう。全国のダンスファンにとって、この大会が楽しみであることは間違いありません。