インサイトテクノロジーが実現したAWSへのクラウド移行
インサイトテクノロジーが手がけた最新の手法で、重要なデータベースのクラウド移行が成功を収めました。特に、株式会社インテックが支援した娯楽施設向け通信サービスが、24時間365日稼働するシステムを止めることなく、AWS(Amazon Web Services)への移行に成功した事例をご紹介します。これにより、業務の継続性を保ちながら、データベースの効率的な運用が実現しました。
1. プロジェクトの背景と目的
インテックは、娯楽施設向けのエンターテインメントサービスを手がけており、全国の導入施設に向けて、音声や映像を活用した通信サービスを提供しています。このシステムは、1日に約3,000万件ものトランザクションを処理し、運用の複雑さから、AWSへの移行を決定しました。移行されるデータベースはOracle Database 11g Enterprise EditionからAmazon RDS for Oracle(19cベース)へのものとなり、データ量は5.3TBにも及びます。
このシステムにとって、運用中の停止は許されないため、移行においては極めて高い精度と迅速さが求められました。そこで、インサイトテクノロジーの「Insight SQL Testing」が導入されました。このツールは、実際に使用されているSQLを自動的に収集し、移行テストにかかる工数を大幅に軽減できる技術です。
2. Insight SQL Testingの導入
「Insight SQL Testing」を用いることで、本番環境に負荷をかけることなく、必要なSQLを取得し、網羅的にテスト・評価を行うことが可能になりました。この自動化されたプロセスにより、インテックはわずか2名のエンジニアで、たったの2週間で膨大なSQLテストを完了させることができました。レポート作成を含めても、全体のプロジェクトは1ヶ月未満で完了しました。
成果
インサイトテクノロジーによる自動化の効果はさまざまあります。
1.
早期の不具合発見: SQLの自動命名ルール変更やDB_LINKのパスワード仕様の変更など、通常では見逃されがちなエラーを事前に数多く発見できたため、障害を未然に防ぐことができました。
2.
運用費用の最適化: テストから得られたデータを元に、AWSの最適なインスタンスタイプを選定することができ、コストの削減にも寄与しました。
業務を「止めない」ことは、顧客にとって非常に重要な要素であり、インサイトテクノロジーのツールはこのニーズに的確に応えています。
3. インサイトテクノロジーについて
インサイトテクノロジーは、1995年に設立以来、データベース技術に特化し、企業のデータ活用基盤をサポートしてきました。近年ではデータガバナンスソリューションの提供にも力を入れ、企業が持つデータの価値を最大限に引き出すための技術支援を行っています。
毎年開催されるデータ技術者向けカンファレンス「db tech showcase」では、世界中からデータのエキスパートが集まり、多くのエンジニアが参加します。
株式会社インサイトテクノロジーのウェブサイト:
インサイトテクノロジー公式サイト
これまでの成功した移行事例や新たな技術の紹介を通じて、今後も企業のデータ運用を支援していく姿勢を見せてくれています。