Creation Camp TENNOZ第2期生発表
東京・天王洲に位置する「Creation Camp TENNOZ」が、第2期生として参加するスタートアップ10社を発表しました。このプログラムは、寺田倉庫株式会社が主催し、主にシード期の企業に対して成長を支援するインキュベーション事業です。
プロジェクトの背景
「Creation Camp TENNOZ」は、天王洲地域をスタートアップやアーティストが集うビジネスイノベーションの拠点とすることを目指しています。このプロジェクトは、「Isle of Creation TENNOZ」と名付けられ、起業家やクリエイターが自由に交流し、共創するエリアの実現を目指しています。施設内では、インキュベーション事業「Creation Camp TENNOZ」と、成長する企業に必要なオフィスや共用施設を提供する「Creation Hub TENNOZ」の2つの事業が展開されています。
第2期生のスタートアップ
第2期生は、開業から3年以内のシード期のスタートアップが対象となり、選考を経て決定された企業は以下の通りです:
- - UpToU株式会社(美容医療プラットフォーム)
- - 株式会社and Jam(デジタルタレントプロダクション)
- - eMotion Fleet株式会社(商用フリート電動化サービス)
- - 株式会社Kiviaq(調剤薬局運営)
- - 株式会社Smooth(時間貸し駐車場サービス)
- - 株式会社ディッシュウィル(大豆食品の開発)
- - 株式会社ハリイ(スポーツウィッグの製造販売)
- - 株式会社HELPUSH(外出支援プラットフォーム)
- - リベロント株式会社(循環型購買体験)
- - Reloca(賃貸物件のリレー契約サービス)
これらの企業は、現在リノベーション中のインキュベーション施設に10月より入居し、今後2年間の間に様々なサポートを受けながら事業化に向けた集中的な取り組みを行っていきます。
提供される支援内容
本プロジェクトでは、以下のような支援が無償で提供されます:
1. インキュベーション施設の利用料(2年間無料)
2. 支援企業からのアドバイスやリソース提供
3. ベンチャーキャピタルからの助言および出資検討
4. 定期的なイベントや勉強会の開催
5. 投資家との相談機会
これにより、スタートアップは必要なアドバイスやサポートを受けることができ、事業の成長を促進します。
地域と東京の新たな価値創出
「Creation Hub TENNOZ」では、50〜100名規模のベンチャーに向けて、低コストかつ快適なオフィス環境を提供。地域と東京を結びつけるハブとしての役割を果たし、新しいビジネスモデルを創出することを目指しています。
おわりに
「Creation Camp TENNOZ」は、スタートアップの育成と天王洲エリアの活性化を目指しており、多様な企業との連携を進めています。今後もこの取り組みを通じて、東京でのビジネスイノベーションの推進を図っていきます。
公式サイトやSNSでも最新情報を発信しており、支援企業の募集も行っています。興味のある方はぜひご確認ください。