アートで街を活性化
2025-09-22 10:43:45

野方駅高架下にアートの彩りを!地域貢献イベント開催

野方駅高架下にアートの彩りを!地域貢献イベント開催



2025年7月26日から8月8日にかけて東京・中野区の野方駅高架下で、公益性の高いアートプロジェクト「HAPPY PAINT PROJECT」が展開されました。このイベントは、日本ペイント株式会社が主体となり、地域の皆様や学校との強力な連携の下で、落書き消しと壁画制作を行いました。

1. 企画の背景



野方駅高架下の壁面は、長年にわたって落書きに悩まされ、地域の景観を損ねていました。警視庁野方警察署は、安全で美しい街づくりを目指し、落書き消しを中心としたこのイベントを企画しました。この取り組みを通じて、地域住民の皆様にも安心感を提供できることを目指しました。また、地元の子どもたちにアートを通じて楽しさや興味を持ってもらい、将来的に落書きを減らす活動へとつなげていく狙いもあります。

2. 多くの協力者との連携



このプロジェクトには、中野区をはじめ、東京都第三建設事務所、東京都塗装工業協同組合中野支部、地元企業の森商事株式会社など多くの方々が参加しました。また、地域住民をはじめ西武鉄道株式会社の職員も加わり、一緒に作業を進めました。地元の方々との交流を深めながら、約70名の参加者が力を合せて作業に取り組みました。

3. 施工の過程



イベント初日は壁面の清掃と洗浄が行われ、続いて施行の準備に入りました。下地調整、下塗り、上塗りの工程を重ねながら、落書きが空色の壁面に生まれ変わりました。特に注意が払われたのは、高所での作業や安全面。地域の塗装業者が技術を共有し、プロの指導のもと進められました。また、参加者からは「塗装が楽しい!」という声が多く聞かれ、イベントは和気あいあいとした雰囲気に包まれました。

4. 子どもたちによる壁画制作



翌に行われた壁画制作では、中野区立緑野中学校の生徒たちが空をイメージしたデザインを考案し、近隣の小学生と共に壁画の制作に挑みました。実際に描かれたのは、気球や風船、シャボン玉、カエルなど、子どもたちの元気な想いが込められた作品です。約20名の生徒が参加し、縦約2.5メートル、横約10メートルの大きさの壁面にアートの幻想的な世界を表現しました。

5. お披露目会と完成した壁画



8月8日には壁画のお披露目会が行われ、警視庁野方警察署の署長や中野区長が出席しました。挨拶では、プロジェクトの意義や参加者への感謝が述べられ、皆で完成を祝いました。最後に参加者が壁画のカエルの絵に一筆ずつ加え、鮮やかな色合いのアートが完成しました。そこに詰まった思いは、地域が共に育んだものです。以前は落書きで不安を感じていた地域も、今では明るく、安心して歩ける場所に変わりました。

6. メディアの注目と今後の活動



このイベントは、テレビや新聞でも取り上げられ、大きな反響を呼びました。完工後、警視庁は「この場所から安全・安心な街づくりを発信できた」と感謝の意を表明しました。また、地域貢献を重視する中野支部長も、参加を通じて達成感を感じたと話しました。

日本ペイントは、今後も「HAPPY PAINT PROJECT」を通じて地域貢献を続け、社会に幸せを届ける活動に取り組むことを約束しています。塗装を通じて広がるコミュニティのつながりと、色鮮やかに生まれ変わった街を一緒に楽しんでいきましょう。

開催概要


  • - イベント名: 街をさらに明るく!落書き消しと壁画アート制作
  • - 主催: 警視庁野方警察署
  • - 協力: 野方防犯協会、中野区、東京都第三建設事務所、中野区立緑野中学校、中野区立緑野小学校、中野区立北原小学校、東京都塗装工業協同組合中野支部、森商事株式会社、日本ペイント株式会社
  • - 日時: 2025年7月26日~8月8日
  • - 場所: 中野区野方第三陸橋歩道部分
  • - 参加人数: 約100名
  • - 被塗物: コンクリート壁面
  • - 使用塗料: 下塗りには水性カチオンシーラー、上塗りには水性ファインSiを使用しました。

今後も「HAPPY PAINT PROJECT」を通じて、地域貢献とともに絵画の楽しさを広げていく活動が期待されます。


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