小学生向けITセミナー
2024-12-17 11:56:57

ノートンが提案する小学生向けITセミナーの意義と効果

ノートンが開催した小学生向けITセミナーの全貌



2024年11月22日、中富良野町立中富良野小学校で行われた「Norton小学生向けITセミナー」は、親子を対象にした特別授業です。このセミナーは、現代の教育環境、中でもICT(情報通信技術)教育の重要性を実感しながら、子供たちがネットの利用に関する正しい知識を身につけることを目的にしています。

ICT教育の進展とその影響



中富良野小学校では、2021年からタブレット端末の導入を進め、児童が日常的にデジタル環境に触れる機会を増やしています。デジタル学習は必須のアイテムとなっている今、教育現場におけるICT教育には、利便性の向上と同時に新たなリスクも伴います。特に、サイバー犯罪の増加が問題視され、その対策が急務とされています。

ネットリテラシーの必要性



法務省によると、令和4年度には過去最多の12,369件のサイバー犯罪が報告されており、特に若い世代がインターネットを利用する機会が増えたことが直接的な要因となっています。この現状に鑑み、ノートンは小学生とその保護者を対象に、ITセミナーを通じてサイバーセキュリティの重要性を教育しています。

このセミナーでは、SNSの利用に伴うリスクや基本的な利用方法の理解を深めるため、質問や意見交換を行う授業形式が採用されました。特に、SNS利用推奨年齢や危険性についてのguidanceが講師から提供され、参加した生徒たちは真剣な眼差しで聴講し、積極的に参加しました。

アンケート結果で浮かび上がる現実



セミナーに参加した生徒からの事前アンケートの結果も興味深いものでした。中富良野小学校の4年生では64.3%、5・6年生では73.8%がスマートフォンを所有していると回答しており、高学年になるにつれてデジタルデバイスが身近な存在になっていることが見て取れます。さらに、SNSに関心を持つ生徒の割合も年齢とともに増加し、小学生におけるSNS利用は今後ますます身近なものになるでしょう。

アンケートでは、特に5・6年生において、知らない人とオンライン上でやりとりをした経験が41%に達し、トラブルを経験した生徒も増えていることが明らかになりました。これは、インターネットの利用が拡大するなかで、サイバー犯罪に巻き込まれる危険性が高まっていることを示唆しています。

事前リスク理解の重要性



今回の結果からは、事前のリスク理解とネットリテラシーを持つことの大切さが浮かび上がります。SNSは非常に便利なツールですが、使い方を誤ると重大なトラブルにつながる可能性があるため、授業での学びを活かし、リスクを理解した上で適切に利用することがまず求められています。

ノートンの今後の取り組み



ノートンは、サイバーセキュリティのリーダーとして、安心・安全なネット環境を実現するための取り組みをさらに拡大していくとしています。技術の進歩に伴う多様化したネット環境において、今後も教育プログラムを通じたネットリテラシーの向上を図っていく予定です。

このように、ノートンが提供する小学生向けITセミナーは、単なる情報提供に留まらず、子供たちとその保護者に向けた今後のインターネット利用に不可欠な教育的役割を果たしています。安全にインターネットを活用するための基盤を築く第一歩として、今後の活動にも注目が集まります。


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