アルフレッサ ヘルスケアとHaleonジャパンが災害支援協定を締結
このたび、アルフレッサ ヘルスケア株式会社は、Haleonジャパン株式会社との間で災害時連携協定を締結しました。この協定の目的は、地震や台風といった災害発生時に、迅速かつ効果的に支援物資を被災地に届けるための体制を構築することです。
災害時のオーラルケアへの重要性
大規模な自然災害が発生した際には、水不足やストレスが影響し、そこに住む人々の口腔内の衛生状態が悪化しがちです。特に高齢者は、口腔ケアが不十分になることで誤嚥性肺炎やインフルエンザのリスクが高まります。そのため、避難生活においてオーラルケア製品の提供が非常に重要です。
アルフレッサ ヘルスケアの役割
アルフレッサ ヘルスケアは、医療インフラとしての役割を果たし、「安心」「安全」「誠実」をモットーに医薬品や健康関連商品を提供しています。ドラッグストアや薬局に対して、一般用医薬品や健康食品、美容関連商品を通じて健康と美をサポートしています。特に、全国に展開する広域物流を担い、地域の特性に応じた配送を行うことで、迅速かつ安全な商品供給が可能です。
Haleonジャパンのサポート
一方、Haleonジャパンは、オーラルヘルスケア製品や一般用医薬品を提供している企業です。「Deliver better everyday health with humanity.」をビジョンに掲げ、医薬品からオーラルケア製品まで幅広いラインナップを展開しています。特に、日本では「シュミテクト」や「コンタック」といったブランドを展開し、消費者の健康を支えています。
この協定を通じて、災害発生時には行政機関や医療・歯科関連団体からの依頼に応じて、Haleonジャパンの製品をアルフレッサ ヘルスケアの物流拠点にて積極的に活用し、被災地の避難所に物資を届ける体制を整えます。これにより、支援物資のリードタイムを短縮し、迅速に対応できる体制を構築します。
協定の意義
この連携によって、両社は災害時における人々の健康を守るための対応力を強化していきます。アルフレッサ ヘルスケアの代表取締役社長である西田誠氏は「この協定は、私たちの社会的責任を果たし、地域社会の安全と安心を保つために全力を尽くす決意の表れです」と述べています。
また、Haleonジャパンの社長である野上麻理氏も「私たちのハミガキ製品が被災者の皆様の口腔ケアに役立てられることは、私たちの重要な使命です」と語り、協力の意義を強調しました。
協定締結式
この協定の締結式は、2025年6月19日に行われました。式の中では、両社の代表が協定書に署名し、相互の協力を誓い合いました。ここから、新たな支援活動が始まります。
今後、両社は連携を強化し、災害時の対応能力をさらに高めていくことを目指します。これにより、多くの人々の健康と安全の確保に寄与していくことが期待されています。