骨の健康を考えよう
2025-10-20 15:18:27

親子で学ぶ!骨の健康促進イベント「親子で話す骨のこと」を開催

骨の健康を考える親子イベントが開催



イベントの目的と背景


10月20日は「世界骨粗鬆症デー」です。この重要な日を前に、ジョンソン・エンド・ジョンソンメディカルカンパニーが主催する記者向けイベント「親子で話す骨のこと」が10月2日、東京の本社で開催されました。このイベントには整形外科の専門家である中村雅也教授(慶応義塾大学)と、歌手であり母でもある早見優さんがゲストとして出席し、参加者と共に骨の健康に関するさまざまな話題について考えました。

社会的に注目される骨粗鬆症の実態は、2023年の調査によると、138.7万人もの患者が存在し、その約70%は女性です。加齢により密度が下がるこの疾患ですが、高齢者だけでなく40代以上の女性や、その子世代である10代・20代の骨密度を高めるための取り組みが求められています。このイベントは、参加者が生活習慣と健康のつながりを学び、実践できるようなることを目的としています。

ゲストの方々による貴重なメッセージ


イベントでは、オーソペディックス事業本部長の渡代隆介が挨拶し、「日本人は体調に違和感を感じても放置してしまう傾向があり、正しい知識や行動が求められます。このイベントを通じて、骨の健康を自分たちの問題として捉え、家族で話し合う機会にしてほしい」と述べました。

トークセッションでは、中村教授が骨密度に関するデータを示し、あらゆる年代の人々が意識するべきだと強調。「実は骨密度は10代や20代がピークですので、この時期からしっかりと骨貯金をすることが重要」と説明しました。また、早見さんも「10代のころは日焼けをしていたけれど、それが骨にとっても良かったとは思わなかった」と新たな知見を得た様子で発言しました。

クイズ形式で学ぶ!骨に良い生活習慣


後半のセッションでは、参加者が楽しみながら学べるように運動や食事に関するクイズが展開されました。運動に関するクイズでは、どの運動が骨に良いかの選択肢が提示され、参加者は早見さんと共に答えを考える時間が設けられました。中村教授は「骨に刺激を与える運動が大切で、日常の生活の中で無理のない範囲で継続することが重要」と強調しました。早見さんは、日常的にジムでトレーニングや登山をしていることを話し、参加者からは驚きの声があがりました。

さらに、食事クイズも行われ、カルシウムの重要性だけでなく、バランスの良い食事がいかに骨に良いかが語られました。中村教授は「食事はカルシウムだけでなく、他の栄養素もバランスよく摂取することが必要です」と説明しました。

「骨について家族で話し合おう」


イベントの終わりには、早見さんが「骨の健康が大切だとは思っていたけれど、実際には若い世代からのケアが必要だと知って良かった」と感想を述べ、中村教授が「若い世代での生活習慣が重要ですが、いつ始めても遅くはありません。まずは自分の骨に興味を持って生活習慣を見直してみてください」とまとめました。

このイベントは、ただの講義ではなく、親子で楽しみながら骨の健康について考える貴重な場となり、多くの参加者に新たな気づきを与えました。健康な骨を持つ未来のために、今からでも遅くはありません。家族で骨の健康について話し合い、行動を起こすきっかけをつかみましょう。


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