ロレアルの受賞
2025-11-21 12:24:30

日本ロレアルがLGBTQ+職場環境で4年連続『ゴールド』受賞!

日本ロレアルがPRIDE指標2025で4年連続『ゴールド』受賞



世界最大の化粧品会社、ロレアルグループの日本法人である日本ロレアル株式会社は、日本初のLGBTQ+職場環境評価指標「PRIDE指標2025」で、最高評価となる「ゴールド」を4年連続で受賞したことを発表しました。これは、2022年の初受賞以来続けて、LGBTQ+従業員が安心して働ける環境を作るための持続的な努力とコミットメントの結果として評価されたものです。

ロレアルグループは「世界をつき動かす美の創造」を企業の目的として掲げており、多様性に富んだ公正で包摂的な環境の重要性を強く信じています。同社は、社員の人権に関する規範を明確にし、性別、性自認、性的指向、年齢、国籍、宗教などに基づく差別を一切容認しないとの立場を表明しています。

多様性への取り組み


日本ロレアルは、社内外の両方で多様性、公平性、包摂性(Diversity, Equity, Inclusion)を推進しています。「すべての人のための美、一人ひとりのための美」という理念に基づき、個々の状況に応じた柔軟な勤務制度や福利厚生を提供しており、すべての社員が自分本来の姿で輝ける職場を追求しています。

2025年度の主な取り組み


  • - 教育プログラムの強化: 全社員を対象に定期的なLGBTQ+研修を行い、今年からは中途入社社員への教育も開始。美容部員新入社員にもアライワークショップを実施し、Aesopの美容部員へも拡大しています。

  • - パートナーシップ制度の導入: 2024年から、事実婚や同性パートナーに対し福利厚生を平等に提供する「パートナーシップ制度」が本格稼働します。

  • - 多様性・公平性・包摂性ウィーク: 毎年12月に行われるこの週では、LGBTQIA+に関する講演やワークショップを開催し、社員の理解を深める機会を設けています。

  • - アライシップの拡充: 多様性・公平性・包摂性コミッティと共に活動するアライメンバーは昨年の36人から80人に増加し、社員の文化意識が高まっています。この傾向を受け、「東京プライド」への参加希望者も過去最高を記録しました。

代表取締役社長のコメント


日本ロレアルの代表取締役社長、ジャン-ピエール・シャリトンは、「4年連続でPRIDE指標の『ゴールド』を受賞できて光栄です。多様性、公平性、包摂性は私たちの企業文化の中に深く根付いており、今後もさらに全社員が輝ける職場環境づくりに再コミットしていきます」と述べています。

日本ロレアルは、LGBTQ+インクルージョンの取り組みを一層強化し、すべての従業員が真に公平で尊重し合える環境の構築を目指しています。これからも、彼らの活動に注目が集まります。

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日本ロレアルについて


日本ロレアルは1963年から日本で事業を開始し、1996年に法人化されました。現在、社員数は2300人を超え、20ブランドを展開しています。日本はロレアルグループにとって重要戦略的拠点であり、研究開発や営業・マーケティングを担当する新宿本社をはじめ各地に拠点を持っています。


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