2025年埼玉県の幸福度と住み続けたい街ランキングが発表されました

埼玉の幸福度と住み続けたい街ランキング2025

2025年の「いい部屋ネット街の幸福度＆住み続けたい街ランキング」の埼玉県版が発表されました。今回は大東建託株式会社が実施した、過去最大規模の居住満足度調査に基づく結果をもとに、埼玉県内でどのエリアが高い評価を受けているのかを詳しく解説します。

調査概要

今回の調査は、埼玉県在住の20歳以上の男女を対象に行われ、計50,255名から回答が集まりました。そのうち、調査はすべてインターネットを通じて実施されました。調査期間は2025年2月21日から3月10日までで、回答者たちに「あなたは現在、幸せですか？」という質問や「今住んでいる街にずっと住んでいたいと思うか？」といった質問がされました。

幸福度ランキングトップは比企郡鳩山町

埼玉県の街の幸福度ランキングでは、5年連続で比企郡鳩山町が第1位に輝きました。これは、調査によると偏差値が80台という非常に高い評価に基づいています。この鳩山町は、他のトップ10エリアに比べても特に高い「幸せ」を求めるさまざまな要素が揃っているようです。

続いて第2位にはさいたま市浦和区が入っており、ここも4年連続での高評価です。また、さいたま市南区も、昨年4位から3位に上昇しました。

住み続けたい街ランキングトップ

住み続けたい街に関するランキングでは、初登場の秩父郡横瀬町が第1位となりました。昨年は回答者数の条件を満たさなかったためランキング対象外でしたが、今回は堂々のトップです。やはり、街の魅力が反映された結果となったのでしょう。また、再び登場したさいたま市浦和区とさいたま市緑区も、それぞれ第2位と第3位に位置づけられています。

駅ランキングの変動

幸福度ランキングにおいては、越谷市に所在する越谷レイクタウンが5年連続でトップを維持しています。ここは都内へのアクセスも良好で、生活の便利さから高評価を得ています。さらに第2位に浮上した和戸駅（南埼玉郡宮代町）は、昨年6位からの上昇が見られるなど、ユーザーの評価が大きく変わっています。

住み続けたい街の駅ランキングでは、初登場の石原駅（熊谷市）が1位となり、こちらも偏差値80台という非常に高評価です。続いて浦和駅がいつも通りの安定した評価を保ち、三位にはつきのわ駅がランクインしています。

気になるランクアップの背景

特に注目されるのは今回の調査で新たに初登場となった駅や自治体です。例えば、稲荷山公園駅や石原駅は、回答者数が増加した結果、初めてのトップランキング入りを果たしています。また、行田市や北浦和といったエリアも順位を上げており、地域の魅力や住みやすさが再評価されている様子が伺えます。