2026-27シーズンの音楽の旅へようこそ
2026-27シーズンの東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)が、来る音楽の旅のスケジュールを発表しました。吹奏楽の魅力を存分に味わえるこのシーズンは、定期演奏会の回数を前シーズンの5回から6回に増加し、さらに多彩なプログラムが目白押しです。場所は、文化の中心地である東京芸術劇場コンサートホール。ここで行われる演奏会は、一つひとつが独自のテーマを持ち、聴く人の心を掴むことでしょう。
毎回の演奏において、TKWOが誇る名手たちによるソロや新しい作品の初演、さらには過去に委嘱した作品の再演などが行われ、プログラムはバラエティに富んでいます。 2024年から続くマスランカ・チクルスが引き続き実施され、歴史的な作品も新たに紹介されることで、クラシックと現代をつなぐ架け橋としての役割を果たします。
2026-27シーズンのハイライト
第173回定期演奏会
- - 日程: 2026年4月29日 (水・祝)
- - 指揮: ユベール・スダーン
- - プログラム:
- サン=サーンス「バッカナール」
- アンドリーセン「サクソフォン四重奏曲のためのコンチェルト・グロッソ」
- ラヴェル「ダフニスとクロエ」全曲版
この回では、スダーンが臨場感あふれるクラシックの名曲2曲を打ち出します。そして、特に注目すべきは、TKWOのために新編曲された《ダフニスとクロエ》。新たに煌めく音色をお届けします。
第174回定期演奏会
- - 日程: 2026年7月5日 (日)
- - 指揮: 大井剛史
- - プログラム:
- マスランカ「交響曲第3番」
- 高昌帥「陽が昇るとき」
こちらの演奏も非常に期待されており、自然をテーマとした作品が融合し、壮大な音楽体験を提供します。セクシーなサウンドと力強い旋律を楽しむことができます。
第175回定期演奏会
- - 日程: 2026年9月21日 (月・祝)
- - 指揮: 下野竜也
- - プログラム:
- J.B.チャンス「呪文と踊り」
- 保科洋「交響曲第2番」
アメリカと日本の作曲家の作品を通じて、「踊り」をテーマにした演奏が展開されます。特に山々を舞台にした音楽の旅が印象的です。
第176回定期演奏会
- - 日程: 2026年11月8日 (日)
- - 指揮: 大井剛史
- - プログラム:
- 真島俊夫「クワイエット・コール」
- 酒井格「ティンパニ協奏曲」
輝かしいトロンボーンやティンパニの独奏が聴かれるこの回では、再演される真島作品に注目です。
第177回定期演奏会
- - 日程: 2027年1月24日 (日)
- - 指揮: 飯森範親
西村朗による世界初演も登場し、新旧のアメリカの作品が引き立てられます。
第178回定期演奏会
- - 日程: 2027年2月28日 (日)
- - 指揮: 大井剛史
大井がシーズンを締めくくるこの公演は、日米の楽曲たちが共演し、歴史的な交差点を描きます。
特別公演も見逃せない!
このほか、特別公演として「ファンタスティック☆クリスマス」や「課題曲コンサート2027」も予定されています。TKWOの演奏は、単なる音楽の提供に留まらず、吹奏楽文化の普及と発展に貢献する素晴らしい試みとして、多くのファンに受け入れられています。
音楽教室やカフェイベントも開催されるとのことで、一層深い音楽体験が得られます。
2026-27シーズンの東京佼成ウインドオーケストラに、ぜひご期待ください!