TKCの連結会計システム「eCA-DRIVER」新機能搭載
株式会社TKCは、連結会計システム「eCA-DRIVER」に新機能の「監査資料送信機能」を追加したことを発表しました。これにより、EY新日本有限責任監査法人とAPI連携が実現し、監査業務における効率性が向上します。
監査資料送信機能の概要
新たに搭載された「監査資料送信機能」は、EY新日本の「連結監査調書自動生成ツール(CWPG)」と連携し、連結決算データを安全に送信できる仕組みです。従来、企業はファイル共有ツールや直接ダウンロードの方法で監査法人にデータを提供していましたが、この新機能により、データ授受が大幅に効率化されます。
この機能を活用することで、企業の監査対応にかかる負担が軽減され、正確かつ安全にデータを共有できるようになるため、業務の効率化が期待されています。
新機能の提供する三つの効果
今回の機能追加により、以下の三つの効果が得られます。
1.
データ送信の確実性: 最新の連結決算データを54種類の帳表としてCWPGへ安全に一括送信できる。
2.
手続きの効率化: データ授受にかかる手間が減り、時間を有効に使えるようになる。
3.
業務負担の削減: 監査対応に要する工数を削減し、負荷を軽減する。
これらの機能が組み合わされることで、企業の決算業務はよりスムーズに行えるようになります。 TKCは、中堅・大企業向けの税務・会計システムを提供しており、EY新日本との連携を通じて、その利便性と効率性をさらに高めています。
eCA-DRIVERの特長
「eCA-DRIVER」は、連結決算のための包括的な機能を備えたクラウドベースのシステムです。子会社からのレポーティングパッケージの収集から、連結処理、開示システムとの連携まで、一貫してサポートします。公認会計士の専門的な支援を受けることで、企業グループの「決算早期化」と「決算効率化」を実現可能です。
今後の展開
TKCは今後もこの新機能を基に、更なる業務負担の軽減と効率化に向けて、機能の拡充を図る予定です。企業のニーズに応じた柔軟な適応を目指し、特に監査業務の快適さを追求していきます。
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