ミシュランシェフが贈る、ハワイと東京の味の饗宴

食の新境地を目指すコラボレーション

2025年3月29日と30日に、東京のミシュランガイド1ツ星レストラン「LATURE」とハワイの人気レストラン「SENIA」がスペシャルなコラボレーションイベントを開催します。この特別なディナーでは、両店のシェフがタッグを組み、地元の食材を活かした新たな料理を生み出します。日本の食材を駆使し、驚きと喜びをもたらす料理の数々が期待されており、このイベントは食文化の進化を感じられる貴重な機会です。

コラボレーションの背景

このコラボレーションは、オーナーシェフの室田拓人氏が自らの理念である「地産地消」や「食材の無駄を省く」精神を体現するために実現しました。室田氏は「ここでしか味わえない最高の料理とおもてなしを提供する」という言葉を残し、地元の食材に敬意を払い、その魅力を引き出すことに情熱を注いでいます。

Invitationされたアンソニー・ラッシュ氏は、SENIAのオーナーシェフであり、ハワイの鹿の問題に対して独自のアプローチで取り組んでいます。彼は、過剰な個体数が生態系や農業に与える影響を軽減するために、ストレスのかからない方法で捕獲した鹿をおいしく調理し提供しています。農業や生態系への影響を真剣に考慮した彼の料理哲学が、このコラボレーションに新たな視点をもたらします。

イベント詳細

イベントは、3月29日（土）、30日（日）の2日間に渡って開催され、ディナーのみが提供されます。この特別なコラボレーションディナーは、30,000円（税別）であり、ペアリングワインやノンアルコースのオプションも用意されています。予約には限りがあるため、興味のある方は早めにチェックしておくことをお勧めします。

SENIAについて

ハワイの「SENIA」は、シェフのアンソニー・ラッシュ氏と彼のパートナー、クリス・カジオカ氏によって運営されるレストランで、モダンハワイアンフレンチ料理を提供しています。特に、このレストランはアジアの影響を受けた独自のスタイルを持ち、ハワイで予約が取れないレストランとして知られています。地元の新鮮な食材を駆使し、それぞれのルーツを融合させた料理の数々は、一食の価値を高めています。

環境への取り組み

LATUREとSENIAは、どちらもフードロスの削減やサステナビリティに配慮した取り組みを行っています。LATUREは、食材の生産から管理まで一貫して行い、農業の商習慣に挑戦しています。曲がったり傷のある野菜も無駄なく利用し、料理に生かしています。また、サステナブルな海産資源の活用や地域貢献活動も展開し、フードロスに関する教育活動にも力を入れています。

これらの取り組は、料理の美味しさだけでなく、私たちが生きる地球環境への感謝の気持ちをも余さず伝えています。