キヤノンのフルサイズミラーレスカメラ「EOS R1」が最高賞を受賞

キヤノンの革新フルサイズミラーレス「EOS R1」

2024年11月に発売予定のキヤノンのフルサイズミラーレスカメラ「EOS R1」が、名高い国際デザイン賞「レッドドット・デザイン賞」の最高賞である「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞しました。この受賞は、EOS Rシリーズの新たなフラッグシップとして位置付けられる「EOS R1」が、技術とデザインの両面で優れた評価を受けたことを証明しています。

特徴と革新技術

「EOS R1」は、プロのフォトグラファーを主なターゲットに開発されており、その性能は圧倒的です。新しい映像エンジンシステムとディープラーニング技術を駆使し、撮影のスピードと精度が大幅に向上しました。たとえば、「アクション優先」機能により、サッカー選手がシュートを放つ瞬間など、特定の動作を素早く認識し、AFフレームを迅速に合わせることが可能です。また、視線入力AFを活用することで、ユーザーは直感的にフォーカスを合わせられます。

ハンドリング性能の向上

新たに施されたクロスパターンのグリップラバーは、持ち替え時の安定性を大幅に向上させ、落下リスクを軽減します。さらに、視度調整ダイヤルやカードスロットカバーにはロック機構が導入され、誤操作を防止する工夫が施されています。これにより、プロフェッショナルにふさわしい使い勝手とデザインが実現されています。

デザイン賞のさらなる評価

「EOS R1」は、「レッドドット・デザイン賞」に加え、国際的に有名な「iFデザインアワード2025」でも受賞を果たしています。これにより、キヤノンは今後も性能とデザインの融合を追求していく意向を表明しており、さらなる革新が期待されます。

レッドドット・デザイン賞とは

レッドドット・デザイン賞は、1955年に設立された世界最大級のデザイン賞で、年々多くの企業が自社製品をエントリーしています。今年度は60を超える国と地域からの応募があり、専門家たちによって革新性、機能性、品質など9つの基準で厳しく審査されました。その中で、「EOS R1」が最高の評価を受けたことは、設計チームの並々ならぬ努力の賜物といえるでしょう。