海賊対処訓練
2026-02-04 15:56:21

海賊対処訓練を実施したLNG船「ENERGY ADVANCE」の取り組み

2023年1月30日、岸から近くの千葉県沖で、商船三井のLNG船「ENERGY ADVANCE」が官民連携の海賊対処訓練を行いました。この取り組みは、海上保安庁や国土交通省などの関係機関との協力によるものです。

訓練の目的は、LNG船が海賊と疑われる船舶から追跡や接近されるという緊急事態を想定し、船舶間の情報共有や危機管理体制の強化を図ることにあります。船舶管理会社と安全運航支援センター(SOSC)が第一報を受信し、海上保安庁の巡視船「あきつしま」と連携して、迅速かつ効果的な対応を確認しました。

この訓練の背景には、海賊行為が依然として国際的な問題であり、海上輸送の安全性を確保する必要があるという実情があるのです。商船三井は、平常時から関係機関と合同訓練を実施し、緊急時の即応力と連携体制を強化しています。海上安全部とSOSCは、船舶の安全運航を目的として2007年に設立され、24時間体制で情報を提供し続けています。そのモットーは「船長を孤独にしない」であり、船舶の運航に関わる全ての人々に安心を与えています。

訓練では、具体的にどのような手順で情報がやり取りされるのか、また危機発生時にはどのような対応が必要になるのかを学ぶ実習も行われました。関係機関からの参加者は、実践的な体験を通じて、海上での協力がいかに重要かを再認識しました。

「ENERGY ADVANCE」は、東京エルエヌジータンカー株式会社および東邦エルエヌジー船舶株式会社の所有船で、商船三井が運航しています。船舶の運航上の安全はもちろん、海上での事故やトラブルを未然に防ぐための取り組みが求められるなか、このような訓練が果たす役割は非常に重要といえるでしょう。

この「ENERGY ADVANCE」による官民連携の取り組みは、今後の海運業界全体においても大きな影響を与えることが期待されます。海賊対策だけでなく、他の様々な危機状況に対しても、積極的に訓練を行うことでより安全な海上運行を目指しています。さらなる連携強化が求められる中、商船三井は引き続き、安全運航の支援に努めていくことでしょう。


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