ヘルスケアアプリ『脳にいいアプリ』が輝く
株式会社ベスプラが提供するヘルスケアアプリ『脳にいいアプリ』が、2025年10月に開催される「第1回 日本デジタル医学会 年次学術大会」で優秀演題賞を受賞することが発表されました。この発表は、超高齢社会に向けたICT活用のフレイル予防サービスの成果を報告したもので、大きな注目を集めています。
フレイル予防に革命をもたらす
『脳にいいアプリ』は、ユーザーの健康状態を視覚化し、行動変容を促すエイジテックサービスを提供しています。このアプリでは、歩行、脳トレ、食事管理、バイタルチェック、服薬管理、そしてAI相談など、多岐にわたる健康管理機能が整っています。これによって、多くのユーザーが自らの健康を意識しやすくなり、日々の生活の質が向上しています。
特に注目すべきは、同アプリが導入された八王子市において、約5,000名を対象に行われた実証研究から得られた成果です。この研究では、歩行速度や血圧、BMIの改善が確認され、健康の維持が実感されています。また、浜松市では500名を対象にした実証結果から、認知機能の向上も見られました。
自治体との連携がもたらす効果
『脳にいいアプリ』は、全国の自治体と連携を深めながら、フレイル予防の社会実装を進めています。この取り組みは、地域住民の健康を守るだけでなく、自治体の事務負担も軽減するなど、双方にとってメリットのあるモデルとなっています。さらに、企業協賛を通じて確保したポイント原資により、持続可能なサービス運営が実現しました。
現在、全国26自治体に導入されており、登録ユーザー数は18万人に達しています。これらの成果は、今後のフレイル予防や地域医療の発展に大いに寄与するものでしょう。
エビデンスに基づく健康DXの推進
株式会社ベスプラの代表取締役CEO、遠山陽介氏は「多くの自治体や医療関係者との協力のもと、ICTを活用したフレイル予防の実装が進められています。この受賞はその成果の一部であり、これからもエビデンスに基づいた健康DXを推進してまいります」と述べています。
ベスプラの未来
ベスプラは「認知症になる人を減らす」ことをミッションに掲げ、中高齢者の健康を支えるサービスを展開しています。『脳にいいアプリ』をはじめとした取り組みを通じて、地域全体での健康維持や医療費の抑え、介護予防に繋がる仕組み作りを行っています。
また、家族の健康や見守りを支援する『家族サイト』などを通じて、データ駆動型のウェルネス社会の実現を目指しています。これからの時代、デジタル技術が健康支援に与える影響はますます大きくなっていくことでしょう。今後もベスプラからの新たな発表やサービスに注目です!