「おもてなし」を学ぼう
2025-12-15 19:12:52

子どもたちが学ぶ「おもてなし」の心、キッザニア東京にホテルパビリオンオープン

キッザニア東京に「ホテル」パビリオンがオープン!



2023年12月15日、東京都江東区にあるこどもの職業・社会体験施設「キッザニア東京」に、株式会社東横インがオフィシャルスポンサーとなる「ホテル」パビリオンが新たに設けられました。そのオープニングセレモニーでは、著名なホテル評論家である瀧澤信秋さんが講演を行い、ホテル業界の魅力や「おもてなし」の本質について語りました。

特別講演で語られた「おもてなし」の心



瀧澤さんは自身の経験から、ホテルが人々の生活に与える影響について触れ、近年の業界における自動化の流れに懸念を示しました。自動化が進む中で、サービス提供者とゲストの接点が減少し、ホテル業界の本質が損なわれるのではないかという不安があるといいます。しかし、彼が感じているのは「人の魅力」がこそがサービスの本質だということです。「良いホテルは良いゲストを引き寄せ、スタッフの心と共鳴して成長する」と彼は語ります。

特に子どもたちにとって、ホテルパビリオンではベッドメイクや朝食ビュッフェの準備を通じて「おもてなし」の考え方を学ぶ機会があると期待されています。瀧澤さんが体験した「おもてなしとは何か」という問いかけの中で、スタッフが「それは人を思いやる気持ちです」と答えたことが強調され、子どもたちにもその心が根付くことが期待されています。

ユニフォーム紹介と体験プログラム



オープニングセレモニーでは、子どもたちが「ホテル」パビリオンで実際に着用するユニフォームを紹介しました。「ホテリエ」と称される役割のためのユニフォームは、ネイビーと水色の2色からなり、スカーフやポケットチーフも用意されています。

また、「メイクスタッフ」や「パントリースタッフ」としてのユニフォームも発表され、それぞれの役割を担う子どもたちがパントマイムを交えながら、披露しました。これにより、参加者はホテル業務の一端を楽しく学ぶことができます。

点灯式での特別な体験



さらに、この日行われた点灯式では、東横INNの屋上看板の特大モデルが夜空に明かりを灯しました。子どもたちはIDカードをかざすことで看板に照明が点灯し、喜びを分かち合いました。この体験は、彼らにとって貴重な思い出となるでしょう。

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オープニングセレモニーには、東横インの代表取締役社長、黒田麻衣子さんも参加。「おもてなしはスタッフ一人ひとりの思いやりから生まれ、一丸となって最大化されるもの」と話し、子どもたちがこのパビリオンを通じて仕事の喜びを実感し、人を思いやる気持ちを育んでくれることを願いました。

また、KCJ GROUPの代表、圓谷道成さんは、「キッザニアにホテルが加わることで、子どもたちがホスピタリティの心を学ぶ機会を提供できることに喜びを感じる」と述べ、多くの子どもたちに豊かな学びの場となることを期待しています。

結論



キッザニア東京の新たな「ホテル」パビリオンは、子どもたちにとって「おもてなし」を体験し、学ぶ素晴らしい機会を提供します。実際の業務を通じて、相手を思いやる心を育むことができるこの場所で、たくさんの笑顔が生まれることを楽しみにしています。


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