新しい時代の通信インフラを支えるトランスポンダ「LE410TA/B」
FXC株式会社が2025年7月2日(水)に、最大1.6Tbpsの伝送を実現するトランスポンダおよびマックスポンダ「LE410TA/B」を発売します。近年、通信技術の進化が加速している中で、この新製品は省スペースでありながらも、非常に高い伝送能力を持っています。ここでは、LE410TA/Bの特徴や期待される活用シーンについて、その詳細をお伝えします。
LE410TA/Bの概要
「LE410TA/B」は、最大伝送速度1.6Tbpsを実現したトランスポンダです。この製品はEDFAアンプや4ch Mux/Demuxを内部に組み込んでいます。特筆すべきは、1Uサイズでありながら、大容量伝送を可能にしている点です。
この新しいトランスポンダは、LE410TAとLE410TBという二つのモデルを相互に接続して活用する形式を取っています。これにより、一芯双方向の通信が可能となり、高効率のデータ伝送が実現されます。通信の信号波長は、モデルによって異なるため、注意が必要です。
同時に発売される「LE110-95」は、LE410TA/Bに対応した400G CFP2-DCO光モジュールです。このモジュールは、より高速なデータ伝送を実現するための重要なパートナーとなります。
特徴と利点
LE410TA/Bの最大の特長は、一芯双方向での通信と、独立した4つの400G Transponder/Muxponderが搭載されている点です。これにより、さまざまな運用モード(4x 100G Muxponderや1x 400G Transponder)に対応し、柔軟な構成が可能となります。
- - 高い拡張性: 各400Gの動作モードを持つため、利用者は自身のニーズに応じた運用が可能です。
- - 簡単な設定・管理: GUIによる直感的な設定と管理ができ、使用する企業の負担を軽減します。
- - 優れたモニタリング機能: 全インターフェースのパフォーマンスモニタリング機能があるため、通信状態を常時確認できます。
- - 低消費電力: 最大300Wという低消費電力により、効率の良い運用が実現可能です。
- - ホットスワップ対応: 電源やFANはホットスワップに対応しており、冗長性を持たせた設計となっています。
活用シーン
このトランスポンダは、データセンターや通信事業者において、さまざまなシーンで活用されることが期待されています。増加するデータトラフィックに対応するため、特に高速通信が求められる環境において、LE410TA/Bはその強力なパートナーとなるでしょう。
さらに、将来的にはGCCインバンドチャネルやOSCによるリモート管理機能も導入される予定です。これにより、更なる利便性向上が見込まれています。
まとめ
FXC株式会社の「LE410TA/B」は、未来の通信インフラを支えるための重要な製品です。その高い性能と省スペース性は、スマートなデータ運用を可能にします。詳細な製品情報は公式サイト(
FXC株式会社)でご確認ください。
これからの通信業界の進化を先取りするために、「LE410TA/B」注目していきたい製品です。