女子大学と商科大学の連携
2025-03-28 16:38:19

東京の清泉女子大学と群馬の高崎商科大学が連携協定を締結

清泉女子大学と高崎商科大学が新たな教育の形を探る



令和7年3月14日、東京都品川区に位置する清泉女子大学と群馬県高崎市の高崎商科大学・高崎商科大学短期大学部が、「大学間包括協定」を締結しました。この協定は両校がそれぞれの特色を生かしながら、地域社会や専門分野を超えた教育の可能性を追求することを目的としています。

共有される教育と文化の資源



協定に基づく主な協力内容には、教育研究の連携、学生の交流、教職員の研修、単位互換、共同教育プログラムの設置、そして地域社会への貢献が含まれます。また、両校はオンライン講義を活用することで、これまでになかった新しい学びや教育活動を提供できるようになります。

清泉女子大学の佐伯孝弘学長は、今回の連携について「地域連携やフィールドワークに力を入れる中で、専門分野が異なる高校や地域と結びつくことには多くの可能性がある」とコメントしています。高崎商科大学の築雅之学長も、「お互いの違いが新たな可能性を生み出す」と強く意義を訴えています。

期待される成果



両大学の連携により、学生は異なる専門性を融合した学びの場を享受することができます。具体的には、大河ドラマをテーマにした公開講座を開設することで、地域の魅力を多角的に発信するチャンスが得られるでしょう。また、異なる地域での学びが新たな視野を広げ、学生たちの自己成長や人生観の形成につながると期待されています。

各大学の概要



清泉女子大学は、1938年設立の私立女子大学で、キリスト教ヒューマニズムを基盤とした教育を行っています。2025年からは総合文化学部と地球市民学部に改編され、現代社会のニーズに応じた教育を進めています。

一方、高崎商科大学は1906年に設立された私立大学で、「実学重視」「人間尊重」「未来創造」を教育理念に据えています。商学部と短期大学部を運営し、経営や国際、医療など多様な学びの場を提供しています。

未来の展望



この連携協定により、両大学は学生の教育と地域貢献に対して新たな価値を創造することを目指しています。互いに支え合いながら、より良い学びの場を提供し、学生たちに幅広い視野を持った地域貢献型の人材へと成長させるビジョンが描かれています。今後の進展に期待が高まります。


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