i-Reporterが時刻表示機能を追加
株式会社シムトップスが提供する現場帳票システム「i-Reporter(アイレポーター)」に、待望の新機能が追加されました。本機能は、年月日クラスターおよびカレンダー年月日クラスターに時刻表示機能を統合するもので、煩雑な作業を軽減してくれるものです。
なぜ時刻表示機能が必要なのか?
従来、i-Reporterでは年月日と時刻を別々に管理しなければならず、以下のような課題が存在していました。
1.
設定の手間: 2つのクラスターを個別に管理する煩雑さ。
2.
データ加工の負荷: BIツールにおける日時データの加工が必要で、手間がかかる。
3.
業界特有のニーズ: 食品ラベルに必要な賞味期限や製造年月日など、日時の詳細が要求される。
実際にユーザーからは、「2つのクラスター配置が面倒」「データ加工が必要なため手間がかかる」といった声が寄せられました。これらの声を受けて、より効率的で簡便な運用が求められていたのです。
新機能の特徴
今回追加された時刻表示機能は、以下のような特徴を持っています。
1.
一元管理が可能に: 年月日/カレンダー年月日クラスターに時刻表示が追加されることで、1つのクラスター内で「2024/12/15 14:30:25」などの形式で日時情報を一元管理できます。
2.
柔軟な設定: 時刻表示のON/OFFを自由に切り替え可能で、設定可能な書式も多様です。例えば、HH:mm、HH:mm:ssなど、ユーザーのニーズに応じて使い分けられます。
3.
連携作業の軽減: よりスムーズに「MotionBoard」などのBIツールとの連携が可能に。これにより、ガントチャート作成などで時間を大幅に短縮することができます。
例えば、従来はデータ連結作業が必要だったが、今後はこの新機能を通じて自動的に時刻情報も反映されるため、業務の効率化が進むでしょう。
設定方法と対応OS
この機能は「ConMas Designer」を使用して設定可能です。クラスタ―種別「年月日」と「カレンダー年月日」に対し、詳細設定を行えば簡単に導入できるのも魅力です。また、iOS版とWindows版の両方に対応しており、幅広いユーザーに利用されるでしょう。
バージョン制限について
なお、本機能を利用するには新バージョンの「ConMas Designer」が必要です。以前のバージョンでは、時刻設定があるクラスターの帳票定義を開くことができないため、十分注意が必要です。
i-Reporterの導入効果
i-Reporterを導入することで、現場のデジタル化が促進され、月200分の書類整理や、分析時間を15日に対し2〜3分に短縮するなど、多くの改善効果が得られます。さらに、写真や音声、バーコードに対応し、現場の状況を精確に記録することが可能です。
株式会社シムトップスは、今後もi-Reporterを通じて多くの企業の現場改善を支援し、業務改革を推進していきます。その far-reaching impact on workplace efficiency reflects the company’s commitment to innovation in the digital documentation realm.
「i-Reporter」で新たな業務の形を実現してみてはいかがでしょうか。
【関連リンク】