デコボコベースとLean on Me、障害福祉支援の新時代を切り開く提携を締結

障害福祉分野の革新を目指すデコボコベース株式会社と株式会社Lean on Meが、この度営業提携を結びました。この提携は、両社の強みを活かし、障害福祉サービスの運営における質と効率を最大化することを目的としています。

取り組みの背景：効率的な支援を実現するための挑戦

今日の障害福祉サービスには、質の高い支援と業務の効率化という二つの側面が求められています。デコボコベースは、障害児（者）の経済的自立を助けるして、全国に332拠点を展開するソーシャルフランチャイズを運営しています。一方、Lean on Meは、職員研修を通じて専門性の向上を目指してきました。しかし、両社の現場では「効率化と職員のスキルアップの両立」が課題として浮上していたのです。

この状況を打開するため、デコボコベースの運営管理システム「凸凹システム」とLean on Meのオンライン研修「Special Learning」を連携させ、障害福祉事業所のトータルサポートを開始します。この提携は2025年の合意を経て、全国の障害福祉事業所へ実装されることになります。両社は準備を重ね、いよいよ現場に変化をもたらす時を迎えました。

提携内容：システムと研修の統合的アプローチ

デコボコベースが提供する「凸凹システム」は、障害福祉サービスの管理、アセスメント、請求業務を一元化しており、332の事業所での実績を基に業務の効率化を実現します。これにより、職員は本来の支援に集中できる環境を得られるのです。さらに、「Special Learning」を活用すれば、知的・発達・精神障害についての深い知識を得ることができ、職員の専門性を向上させることができます。こうした取り組みは、サービスの質の向上と持続的な成長を両立させるものとなるでしょう。

今後の展望：インクルーシブ社会の実現へ向けて

この提携を契機に、両社は障害福祉現場のニーズに応える新たなソリューションの開発に挑みます。また、共同で情報発信やセミナーの開催も進めていく予定です。最終的には「誰もが自分らしく生き生きと暮らせるインクルーシブな社会」の実現を目指しています。

両社の責任者たちは、この提携に対して強い期待を寄せています。デコボコベースの山内部長は、「この連携で全国の事業所様が本質的な支援に集中できる環境を提供し、『凸凹が活きる社会』の実現に貢献する」とコメント。Lean on Meの倉見COOも、「より良い支援には『仕組み』と『人』の両面からの支えが不可欠」と語り、両社の協力によって実現する新しい支援の形に期待を寄せています。