Edra青山トークイベント
2025-11-21 16:06:41

Edra青山で開催されたヤコポ・フォッジーニのトークイベントを詳報!

Edra青山で開催されたヤコポ・フォッジーニの日本初トークイベント



2025年11月4日、イタリアのハイエンド家具ブランド「Edra」の路面旗艦店「Spazio Edra Tokyo Aoyama by LIVING HOUSE」にて、著名なアーティスト・デザイナーであるヤコポ・フォッジーニ氏を迎えたトークイベントが行われました。このイベントは、デザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2025」の代表を務めるクリエイティブディレクター青木昭夫氏をゲストに迎え、インテリア・デザイン業界の関係者たちを魅了した特別な瞬間となりました。

フォッジーニ氏の参加がもたらす文化的意義


フォッジーニ氏にとって、日本での登壇は初めての経験。そのため、今回のトークイベントは、伊藤氏と共に彼の独特の視点を通じて、光と素材の造形美について深く探求する貴重な機会でした。彼は、自身のキャリアの起点となったポリカーボネートに対する情熱を語り、その可能性を広げた作品《Gina》《Gilda B》《Ella》などについても紹介しました。

フォッジーニ氏は、「Edraとの協働は単なるデザインのパートナーシップではなく、アイデアや直感を尊重し、心温まる創造の空間を提供してくれるもの」と述べ、彼の理念がブランドとどのように交わるかについて深い洞察を披露しました。彼は、素材の可能性を徹底的に追求し、日常の家具製品を通じて光と物語を提供することが共創の核であると強調しました。

青木氏の視点とDesigntArtの概念


続いて青木氏は、フォッジーニ氏の作品やエドラのブランド理念に言及し、デザインとアートの境界について言及しました。「デザインとアートはもともと一緒でしたが、最近再び融合しています。その中でもEdraは、その融合を象徴するブランドです。」と述べ、Edraが持つ市井へのアプローチの重要性を強調しました。

さらに青木氏は、「デザインアート」という概念が持つ力についても触れ、Edraの作品がどのように人々の生活を豊かにするかを語りました。彼は、Edraの家具が単なる商品ではなく、日常のアートピースであり、時代を超えた美しさを体験するための入り口であると力説しました。

Edraの「AUTHOR」理念


イベントの終盤には、株式会社リビングハウスの代表北村甲介氏が、Edraがクリエイターを「AUTHOR」と呼ぶ理由についても触れました。「Edraでは、作品を単なる商品としてではなく、作者の思想や美意識を宿す物語あるオブジェとして位置づけています。」と述べ、創造的なプロセスの重要性について強調しました。彼は、デザインは見た目だけでは伝えきれない深い意味を持っているとし、Edraの「AUTHOR」理念がどのように表現されているかを説明しました。

イベントの概要と参加者について


イベントは、15:30からのエクスクルーシブトークと17:00からのトークセッションの2部構成で、定員は30名ということもあり、多くの参加者にとって特別な体験となりました。参加者は、Edra青山という素敵な空間の中で、光や素材に対するフォッジーニ氏の探究心やEdraとの協働関係についての名言を共有し、貴重な時間を過ごしました。

このように、Edra青山でのイベントは、アートとデザインの融合が生み出す新しい現実を実感できる体験となり、多くの参加者に強い印象を残しました。フォッジーニ氏と青木氏の対話を通じて、今後のデザインの在り方や、持続可能なデザインの重要性についても考えさせられる場となったことでしょう。


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