ヒノキの魅力を再発見する『PROJECT HINOKI II』巡回展
カリモク家具株式会社は、デザインディレクターの熊野亘氏が手がける木工家具ブランド「MAS」に焦点を当てた展示会『PROJECT HINOKI II』を2025年11月22日から全国4か所で開催します。先にミラノデザインウィークでの展示や、Karimoku Commons Tokyoでの好評を受け、改めて構成されたこの巡回展では、ヒノキの豊かな魅力を多様な視点から楽しむことができます。
ヒノキの多様な展開
ヒノキは日本の建材として古くから愛されてきた素材ですが、最近ではその用途の広がりが注目されています。巡回展では、MASのデザイナーであるVille Kokkonenによるリサーチ展示が行われ、日本各地のヒノキの産地を視察した際の記録が披露されます。伐採の現場を映した写真や映像を通じて、ヒノキ業界の現状をリアルに感じることができるでしょう。
さらに、様々なクリエイターが参加し、ヒノキを新たな視点で解釈した作品群も展示されます。素材としてのヒノキの可能性を探るこれらの作品を通じて、従来の枠にとらわれない未来のヒノキの魅力を体感することができます。
展示会情報
『PROJECT HINOKI II』の開催スケジュールは以下の通りです。
開催期間: 2025年11月22日(土)~2026年1月12日(月・祝)
開館時間: 10:00~18:00
休館日: 水曜日(祝日は営業)
住所: 神奈川県横浜市港北区新横浜1-12-6
開催期間: 2026年2月7日(土)~2月15日(日)
開館時間: 10:00~17:30
休館日: 水・木曜日(祝日は営業)
住所: 愛知県知多郡東浦町大字藤江字皆栄町108番地
開催期間: 2026年3月14日(土)~3月22日(日)
開館時間: 平日 10:00~17:00/土日祝 10:00~18:00
休館日: 水曜日(祝日は営業)
住所: 兵庫県西宮市鳴尾浜2-1-17
開催期間: 2026年4月25日(土)~5月6日(水・祝)
開館時間: 平日 11:00~18:00/土日祝 10:00~18:00
休館日: 水曜日(祝日は営業)
住所: 東京都江東区青海1丁目1番20号ダイバーシティ東京5階
この展示会では、ヒノキの歴史やこれからの可能性を探る貴重な機会が得られます。再編成された内容は、ヒノキへの理解を深め、国産材の魅力を再評価するきっかけとなるでしょう。
MASについて
MASは、ヒノキをメイン素材にした木工家具ブランドで、針葉樹やその他の木材との対話から独自の製品を生み出しています。彼らの家具は、実用性だけでなく、美しさと強度を兼ね備えています。また、ヒノキの持つリラックスやストレス軽減の効果も注目されています。その柔らかい質感は、居心地の良い空間を演出します。
デザイナーの紹介
デザインディレクターの熊野亘氏は、フィンランドへの留学を経て独自のデザインスタジオを設立。MASのデザインだけでなく、国内外のさまざまなプロジェクトに取り組んでいます。
展示に参加するCreaterであるヴィッレ・コッコネン氏は、健康的で持続可能な生活環境の実現に向けた多様なアプローチが評価されています。彼の研究成果や作品は、革新的なデザインと機能性の融合を体現しています。
また、ダニエル・リーバッケン氏は、スカンジナビアで最も受賞歴の多いデザイナーとして、国際的に認知され、様々なプラットフォームで彼の作品を展開しています。
まとめ
ヒノキという素材が持つ温もりや魅力が詰まった『PROJECT HINOKI II』。この展示会を通じて、伝統を大切にしつつも新しい価値を掘り下げる取り組みに触れることができる貴重な機会となります。ぜひ、この機会に足を運び、ヒノキの新たな世界を体験してください。