商品展示会は地域のつながりを感じる場所
2025年は国連により「国際協同組合年」と定められ、多くの地域で協同組合の重要性が再認識されています。その一環として、生活協同組合パルシステム山梨長野が10月11日、アイメッセ山梨で「2025商品展示会」を開催しました。参加者の数は1千人を超え、盛況のうちに幕を閉じました。
多彩な商品が盛りだくさん
この展示会には、青果物やお肉といった産直商品、調味料や菓子、飲料など、38のブースが出展されました。参加者は多様な試食品を手にし、各商品の魅力やアレンジレシピについて説明を受ける様子が見られました。特にアレンジレシピの紹介では、参加者たちが熱心に耳を傾け、驚きと感心の表情を浮かべていました。
つながりのメッセージツリー
会場内には、特設ブース「つながりで超えてく」が設置され、協同組合にまつわるメッセージが募集されました。中央には「メッセージツリー」があり、「平和」や「愛」などの思いが詰まった言葉や子どもたちのイラストが飾られ、およそ100枚の葉がツリーを彩りました。この光景は、地域のつながりや協働の大切さを象徴していました。
地域への応援メッセージも
さらに、メッセージコーナーでは地元サッカーチームであるヴァンフォーレ甲府への応援や、産直もずくの産地である沖縄県恩納村漁協への激励の言葉も募集され、参加者が気持ちを表現していました。このような取り組みは、地域の人々が互いに支え合う姿勢を感じさせます。
持続可能な未来を目指して
今回の展示会は、商品を提供するメーカーや産地と、直接利用する利用者との大切なつながりを構築する機会でもありました。パルシステム山梨長野では今後も、持続可能な生産と消費の実現に向けて、地域と共に歩んでいく考えです。甲府市の古上条町に本社を置くパルシステム山梨長野は、理事長の古家滋子のもと、温かみあふれる地域ネットワークをさらに拡大していくことでしょう。
この展示会を通じて、私たち一人ひとりが地域に根ざした協同組合の意義を再認識し、持続可能な未来に向けて一歩を踏み出すことができるのではないでしょうか。