韓国料理の今
2026-08-27 09:45:43

韓国料理の開業データから見えた新たなトレンドと地域別動向

韓国料理の開業データから見えた新たなトレンドと地域別動向



近年、K-POPや韓国ドラマなどが引き金となり、韓国カルチャーは広がりを見せています。その流れの中、韓国料理も一時的なブームだけでなく、今や私たちの生活の一部として定着しています。しかし、この韓国料理店の開業はどのような変化を遂げているのでしょうか。ここでは、株式会社Reviewによる全国3,083件の開業データをもとに、現在の韓国料理店の動向を追ってみましょう。

開業数の変化とその背景



韓国料理店の開業数を年ごとに分析すると、2022年には267件、2023年には298件と増加しました。しかし、その後は2024年259件、2025年247件と前年を下回る傾向を示しています。拡大基調が続く一方で、2023年を境に新たな店舗の数が徐々に落ち着き始めていることがわかります。とはいえ、年間200件超の開業が続くことから、韓国グルメが一つのスタンダードな選択肢として受け入れられていることが窺えます。この点からも、もはや「ブーム」で片付けられることはありません。

都市部の開業が圧倒的



開業数を都道府県別に見ると、東京都が563件でトップ、次いで大阪府418件、愛知県210件と続きます。特に東京と大阪は全体の約30%を占め、都市部での開業が目立つ結果となっています。これは、食文化が発展している都市が中心となりやすいことを示しています。また、韓国料理が新大久保や大阪コリアタウンに象徴される特定の街だけでなく、日常的に多くの人々が訪れるエリアにまで広がっていることも注目に値します。

市区町村別の動向



市区町村別で見ると、東京都新宿区の66件が最多で、いわゆる韓国グルメの街として知られるこのエリアが先頭に立っています。加えて、大阪市中央区60件、大阪市北区53件など、大阪が強い影響力を持つことも分かります。興味深いのは、同じ大阪市でも生野区はコリアタウンとして知られており、一方で中央区や北区は商業エリアとして賑わいを見せています。このように、地域ごとの特性が開業数に反映されていることが見て取れます。

韓国料理の現状と今後の展望



韓国料理店の開業数は2023年をピークにして若干の落ち着きを見せていますが、依然として年間200件以上の開業が続いており、韓国カルチャーへの関心が高いことが伺えます。ここで注目したいのは、単に「話題だから訪れる」料理ではなく、日々の外食選択肢として韓国料理が広がっている点です。これにより、より多くの店舗が根付いていくことでしょう。

次に見据えるべきは2026年の開業数です。8月時点で101件のデータが集まっていますが、この数がどのように変化していくのかは引き続き注目です。現在の数を維持、または増加させるかが、今後の韓国料理市場の鍵を握るでしょう。株式会社Reviewは、今後もこのデータを通じて、飲食業界の動向を継続的に発信していく予定です。私たちが楽しむ韓国料理が、今後どのように進化していくのか、その動きに注目していきたいものです。


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