AI時代のエンジニア組織づくりを探る
最近、株式会社ハイヤールーが主催し、ourly株式会社や株式会社TAIANと共同で行ったイベント『CTOとEMが語る「評価されるエンジニアとは?」育成と組織のリアル』が話題を集めました。このイベントでは、エンジニア組織づくりの重要性とAI時代における求められるスキルについて、業界のリーダーたちが語り合いました。
AIが変えるエンジニアの価値
近年、AI技術が進化する中で、エンジニアのコーディング作業はますます効率化が進んでいます。しかし、相澤氏と高野氏が強調するように、AIが進化しても変わらないエンジニアの価値が存在します。それは、人間同士の信頼関係や、顧客体験の設計といった人間にしかできない側面です。今後のエンジニアには「不確実性を減らす」能力や、「正しい価値を定義する」力が求められると彼らは言います。
AI時代に求められるエンジニアの特性
AI時代に成功するためのエンジニアには、AIを始点にした思考力や、AIの出力を正確に評価する力が求められます。このためには基礎的なコンピュータサイエンスの理解が不可欠であり、思考力や要素分解力、そして新たな知識を学ぼうとする意欲が重要です。この考えは、エンジニア採用の基準を変える要素となるでしょう。
採用基準の新たな視点
最近、エンジニアを採用する際にスキルだけでなく、カルチャーマッチや成長意欲のあるマインドセットが重視されるようになっています。特にAIを用いた開発に前向きな姿勢や変化に対する柔軟性を持つ人材が求められており、現場からも経営層からもその傾向が見受けられます。
力を発揮する組織の条件
組織が力を発揮し続けるためには、社内の情報共有や部門を越えたコミュニケーションが重要です。ourly社からは、上下や部門の壁を取り払う施策として社内報の活用や全社定例での対話型進行が紹介されました。また、「成長にバフがかかる組織」を目指すためには、任せ合う文化を促進し、自己成長の機会を提供することが重要だとされています。
今後のハイヤールーの取り組み
ハイヤールーは、技術者の採用と未来を見越したイベントの開催を今後も続けていく予定です。技術者向けのイベントページやエンジニア採用担当者向けのセミナー情報も随時更新されています。
直近の開催予定
- - 2025年8月26日: 【HONDA・SHIFT・Timee登壇決定!】エンジニア採用アップデートday
- - 2025年8月27日: ReTechTalk#13 アーキテクチャを設計するといふこと
- - 2025年9月5日: データベース資格どっちを目指す?スペシャリストとORACLE MASTER徹底比較
- - 2025年9月25日: エンジニアとして高みを目指す設計の考え方
スキル面接の重要性
『HireRoo』はAI時代におけるスキル面接を実現し、多くの企業に導入されています。そのおかげでエンジニアのスキルを明確に可視化でき、面接のブレを無くすことで採用ミスマッチを防ぐことが可能です。200社以上の企業で導入され、累計選考数も50,000件を超えています。スキル面接に興味がある方は、PIVOTの動画もぜひ参考にしてください。
ハイヤールーは、エンジニアリング組織の採用力や技術力を向上させるために新しい採用のかたちを実現し、「Japan as No.1, again.」というミッションに向かって進んでいます。