商船三井、LGBTQ+でシルバー
2025-11-17 11:10:50

商船三井、LGBTQ+への取り組みが評価され「PRIDE指標2025」でシルバーに認定

商船三井、LGBTQ+への取り組みが評価・シルバー認定



株式会社商船三井(社長:橋本 剛)は、2025年11月14日、LGBTQ+などのセクシュアル・マイノリティへの取り組みが高く評価され、「PRIDE指標2025」において「シルバー」認定を受けました。

この「PRIDE指標」は、
日本でのLGBTQ+が働きやすい職場づくりを推進するために、work with Prideが設けた評価基準です。企業の取り組み内容は毎年募集され、優れた活動にはゴールド、シルバー、ブロンズの各賞が与えられます。評価項目は「Policy(行動宣言)」、「Representation(当事者コミュニティ)」、「Inspiration(啓発活動)」、「Development(人事制度)」、「Engagement/Empowerment(社会貢献)」の5つで構成されています。商船三井は、このうち4項目をクリアし、シルバーを獲得するに至りました。

商船三井グループは「人財政策に関する基本的な考え方」として、多様性(Diversity, Equity & Inclusion)の重要性を掲げています。具体的な取り組みとして、全社員向けにLGBTQ+セミナーを実施し、社内での啓発活動を行っています。また、Pride月間に合わせたイベントやアライ表明グッズの配布も行い、社内イントラネットを通じて定期的に情報を提供するなど、多角的なアプローチを進めています。

さらに、2023年からはLGBTQ+団体への寄付や、社外を巻き込んだイベント開催といった新たな施策もスタートしました。これにより、多様性を重視した職場づくりの取り組みがさらに進化し、評価指標の水準向上に寄与したと言えるでしょう。

商船三井の姿勢は、次のステップとして、社員一人ひとりが持つ多様な個性や能力を最大限に発揮できる環境づくりを目指すものです。社員が自由に意見を表現し、活躍できる職場として、今後も更なる努力を続けていく予定です。

今後の方針としては、引き続き多様性を尊重する企業文化の醸成や、社員の活力向上に向けた施策を継続的に実施していくとしています。商船三井の取り組みは、他の企業にとってもモデルケースとなる可能性を秘めており、LGBTQ+コミュニティへの理解促進や社会全体の意識改革に貢献することでしょう。

【PRIDE指標について】
PRIDE指標は、work with Prideが推進するもので、毎年評価のための取り組み内容が募集されています。商船三井は、過去にも「PRIDE指標2024」でブロンズ認定を受けており、これまでの努力が成果を実らせています。今後も同社の取り組みから目が離せません。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: LGBTQ+ PRIDE指標 商船三井

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。