ダイバーシティを実現する新しいリーダーシップ育成プログラム
株式会社JTBは、世界的に著名なデール・カーネギーとの提携により、2026年6月から日本初の体験型ダイバーシティプログラムを開始します。このプログラムは、自然豊かな環境で行われ、次世代リーダーを育成することを目的としています。
プログラムの背景と必要性
ダイバーシティの推進は、近年の企業経営において欠かせないテーマです。2024年に行われたアンケートによると、対象企業の85%がダイバーシティ推進を経営課題として認識しているとのことです。しかし、多くの企業が依然として特定の属性に注目した施策にとどまっているのが現状です。
JTBでは、ダイバーシティは単なる属性の多様性にとどまるものではなく、他者を理解し、共に成長することが企業の力になると考えています。この理想を実現するため、長年にわたり人間関係の原則を教えてきたデール・カーネギー・トレーニングと共同でプログラムを開発しました。
プログラムの概要
このプログラムは、森の中での屋外アクティビティと理論の学びを組み合わせています。1泊2日のスケジュールで、デール・カーネギーの著書『人を動かす』に基づく9つの原則を実践的に学び、自らの行動を変える手助けをします。
特に、次世代リーダーを対象にしており、チームビルディングやコミュニケーションスキルを強化することが期待されています。また、プログラム終了後も参加者同士のつながりを継続できる環境を用意し、心理的安全性が高まることで、より良い組織文化の構築を目指します。
さらに、国際化を視野に入れた英語でのプログラムも開発される予定で、グローバルな人材育成が進むことが期待されています。
参加のメリット
参加者は、実際の体験を通して自身の理解を深め、他者との関係性を見直すきっかけを得ることができます。ダイバーシティと包容力のある企業文化を育む手助けとなるこのプログラムは、次世代のリーダーシップ形成に対して大きな影響を及ぼすでしょう。
今後の展望
JTBは今後も、企業が抱えるダイバーシティに関する課題に真摯に向き合い、このプログラムを通じて経営力の向上をはかることを目指します。参加企業が互いに学び合い、共に成長することで、新しい価値が創造されることを期待しています。
デール・カーネギー流ダイバーシティプログラムについての詳細は、
こちらからご確認ください。
まとめ
ダイバーシティ経営は、今や一企業の成長に欠かせない要素です。本プログラムを通じて、多様性が如何に組織の力となるかを体感し、次世代リーダーとしての資質を育んでいきましょう。